まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2004年10月7日(木)のフジノ
● アメリカ軍基地の中にある、日本の歴史的な遺産

 今日は決算特別委員会の傍聴を途中で抜けて
 アメリカ軍基地へと行ってきました。

 ある将校の方から

 「アメリカ軍基地の中にある日本の歴史的遺産が
  年月が経つごとにどんどん老朽化してしまっている。

  歴史的価値を考えると
  横須賀市として保存してもらえないかと考えるのだが
  せめて実際に見てもらえないか」

 との話がありました。

 そこで、友人2人と共にアメリカ軍基地内を訪れて
 将校の方の案内で、それらを見てまわりました。

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 また市議会に戻って決算特別委員会を傍聴するために
 今日は基地内をわずか1時間しか回れなかったのですが
 確かにいろいろなものがありました。

 例えば、ここにはかつて
 大切な書類が保管してあったものが
 戦後すぐにGHQによって
 山中に運び出されてしまったと言われている
 書類庫の跡地だそうです。

 この書類庫のすぐ裏には
 皇后が行啓した(要するに「ここに来た」ということ)という
 石碑が建てられていました。石碑によると3回来たようですね。

 石碑に書かれている文字を
 携帯電話のデジカメで撮影しているフジノ。

 ここは本当に序の口で
 基地のゲートから
 歩いてわずか数分で着く所にあります。

 メモしようにも文字もあまり見えません。
 本当は拓本とっちゃえばいいんですけれど...。

行啓、と読めます。 皇后陛下、という文字ですね。

 説明をしてくれるアメリカ人将校が
 その由来を知っていて
 日本人である僕がそれを知らないということが
 ひどく違和感を覚えさせられました。

 こんな風に、ふつうにアメリカ軍の
 基地の中の道路のわきに
 日本語で書かれた石碑があったりします。

 こんな石碑だけじゃなくて、
 そもそもアメリカ軍基地の中の建物として使われているものも
 かつての日本帝国海軍が建築した
 アールデコ調のもので価値があるそうです。

 その他にもこんなものもありました。

 かつてここに三重塔があった、
 ということが書かれている石碑です。

 三重塔は1319年に夢窓國師
 建てた(?)もののようです。


 石碑のアップです。

 英語と日本語で
 説明がなされています。

 いずれにしても、今日は1時間しかなくて
 本当にわずかしか観ることができませんでした。

 他の場所にはまた別のものがいくつもあったり
 保管してあるものがあるそうです。

 別の機会にじっくり見させていただくことにして
 いったんその方とは別れました。


● 横須賀市のこれまでの取り組み

 その将校が言うには

 「自分以外にも多くのアメリカ人が基地の中の歴史遺産が
  風化していくことを残念に感じている」

 ということでした。

 「フレンドシップデーなどの開放日には
  ただ空母を見に来るだけではなくて
  こういった歴史遺産をも見に来てもらえたらと考えている。
  そのための見学ツアーを組んだりできないだろうか?」

 そんな提案も受けました。

 維持費にお金がかかるから
 横須賀市におしつけるのではないのか、と勘ぐったりしましたが
 話をじっくりと聞いていると、どうやら本気のようです。

 そこで、市議会に戻ってから
 ちょっと調べてみることにしました。

 市内の歴史的遺産を担当している
 教育委員会事務局の生涯学習課に問い合わせてみました。

 すると、こんな経緯が分かりました。

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 昭和55年前後に
 当時の教育委員会・社会教育課が
 アメリカ軍基地の中だけなくて市内の遺跡を見て回った。

 また、アメリカ軍基地の中は
 去年1年間かけて
 全てのものを対象(建物・機械類)に調査を行なった。

 平成17年度中に整理をして
 この2〜3年以内に報告書を発表したいと考えている。

 現在は手元にものすごい量のデータが
 分析されていない状態で集まっている。

 しかし、この世界情勢の中で
 アメリカ軍基地の中にある遺跡と
 その場所を特定できるように報告書を出してしまうのは
 世情から難しい状況ではないか

 なかなか報告書の
 発表のタイミングの難しさを感じている。

 実際の調査は、
 市史編纂室と博物館と生涯学習課の3人がメインで行ない、
 必要な時には「近代化遺産調査専門委員会」が
 入ってくださった。

 歴史的遺産をアメリカ軍基地の中に存在するという理由で
 風化させてしまう、というのを防ぎたいので
 横須賀市としては
 せめて保存の優先度合いだけでもをつけておきたいそうです。


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 世界情勢は確かにあるけれども
 保存は保存としてやっていかねばならないので
 アメリカ軍の協力も得て
 何とかきちんとしていければと思います。

 フレンドシップデーなどの
 アメリカ軍基地の一般開放日に
 基地内にある歴史的遺産をめぐるツアーを行なうというのも
 とても良い提案だと思いました。


● いつもたくさんの仲間がいてくれること

 今夜は決算特別委員会が終わった後、
 送別会に参加しました。

 昼間にアメリカ軍基地内を案内してくれた将校の方が
 来週でサンディエゴに戻ってしまうので
 そのお別れ会でした。

 合計15人以上が集まりました。



 その中にはジャンベが好きな人が4人もいたり、
 プロの写真家としてバリバリ働いている人がいたり、
 歯医者さんと歯科助手の方がいたり
 料理人として働いている方もいたり
 さらには日本人では無い人も5人もいました。

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 僕は本当に仲間に恵まれていると思います。

 アメリカ海軍の現役の兵士と
 イラク戦争やアフガニスタン戦争や第2次世界大戦について
 真剣に議論をしました。

 あらゆる職業をしている方々の
 それぞれの現状や想いを聞くことができました。

 フジノの政策、今後の在り方、このまちの方向性など、
 政治家としての僕についてだけでなく
 個人としての僕についても
 ものすごく得るものが大きい集まりでした。



 こうやって、どんどん人と人がつながっていく。

 想いのある人同士が
 人種も性別も言語も文化も超えてつながっていく。

 こんな輪がどんどん広がっていくことが
 しかも深い信頼関係の仲間が増えていくことが
 最近はとても多くてうれしいです。

 政治家になる前の会社員時代も
 同じ世代の人たちに呼びかけて
 異業種交流会を毎月やっていました。

 当時もすごく勉強になりましたが
 転職後の今は
 このまちに暮らしているいろいろな方々と
 しかもすごく素敵な方々とつながっていくことができて勉強になります。

 このつながりがやがて輪になって
 このまちを変えていきつつあるのだと感じています。



2004年10月6日(水)のフジノ
● 美術館問題のチラシ配り、大成功でした

 今日は『民意が市政に生かされることを願う会』として
 美術館問題の報告第2弾チラシを配りました。

 Yデッキの上と下で
 雄人とフジノとでメガフォンを握りました。

 以前にYデッキで出会った、 
 ヒップホップつながりの高校生が2人で
 チラシ配りのボランティアを買って出てくれました。

 また、やはりYデッキでの活動を通じて知り合った
 レゲエのバンドを組んでいる10代のコが
 恋人を連れて
 演説を聴いてくれていました。
 (ライブ誘ってくれてサンキュー!体力が続けば行くからね!)

 用意しておいたチラシは
 予定の時間よりも早く配り終えてしまったので
 手伝いに来てくれたけど配れなかったフジノスタッフもいました。


● 挑戦を応援しています

 また、素敵な出会いがありました。

 演説をしていたら
 チラシを受け取ってくれた若い女性の方が話しかけてくれました。

 やがて彼女は、

 「転職をして、夢を追いかけようと思うのです」

 と、話をしてくれました。

 「フジノさんが一生懸命がんばっている姿を見て
  自分もがんばってみようと思ったんです」

 と、おっしゃってくださいました。

 そんな、照れるなあ...。

 でも、ありがとうございます。

 フジノはただ自分の成すべきことを成しているだけですが
 もしも『きっかけ』になれたとしたならば、本当にうれしいです。

 もしかしたら、ものすごい試練が待っているかもしれないけれども
 こころからその方のことを「応援したい」と思いました。

 フジノは、夢に向かって突き進んで行く方々が大好きです。

 『夢を叶える』ということは
 言葉はきれいだけれど
 そのためには、ものすごく努力が必要です。
 つらいことの方が多いかもしれません。

 また、今、所属している場所を「捨てる」覚悟も必要です。
 それにはすさまじいエネルギーが必要です。
 何故なら、人はみな現状維持がラクだから。

 けれども、現状維持で満足している人は
 『実は努力すれば存在するかもしれない、別の世界』が見えない。

 どちらを選ぶかはその人が決めればいい。
 どちらがエライとかそんな価値判断は存在しません。

 どういう生き方を選ぶかは
 人それぞれの好みの問題でしかありません。

 けれども、僕は「現状を飛び出して、
 夢に向かって突き進もうとする人々」がとても大好きです。

 世間の評価とか他人の目なんかよりも
 自分が本当に大切にしている価値観や夢を実現しようとすること。

 それは、実は他人をもハッピーにすると
 僕は信じています。

 どうか、その方の新しい道が
 たとえ険しくても切り拓いていかれますように。


● いろいろな出来事

 政治家になってから
 可能な限り全ての情報を公開しています。

 政務調査費のつかいみち毎日のスケジュール、
 議案への賛否議会での発言
 日々の中で感じたこと、考えたこと、などなど。

 プライバシーを削って
 自分の日常を1万件を超えるアクセスを数える
 世界中の人々にさらすことで

 政治家という特殊な職業を
 誰にとっても
 身近に感じてもらうために努力してきました。

 けれども、残念ながらその全てを書ける訳ではなくて
 その活動の中には後になって分かって
 「きっと数年経ってから評価されるであろう」
 こともたくさんあります。

 「歴史が評価するはず」というありがちな表現ですが
 それを信じて毎日あらゆる活動に励んでいます。

 内容は書けませんが、僕を信じて下さい。
 必ず結果を出します。見ていて下さい。


● 大切な人は、離れてしまう

 また、僕にとって大切な人がこの国を離れてしまいました。
 ここから遠く離れたロンドンへ。

 メールですぐにやりとりできるのですが
 直接に、顔と顔のカンケーが持てないのはさみしいです。

 転職前の会社でお世話になった方も
 今はマレーシアに引っ越してしまいました。

 「大切な人ほど離れていってしまう」

 これは僕のジンクスなんですね。

 いいな、と想った人ほど異動してしまったり
 この国を離れてしまったり、県外に引っ越してしまったり。

 だから、あまり「いい人だなあ」と
 想わないようにしようかな、
 と考えたりしてしまうことがあります。

 でも、離れてしまったことで、
 つまり、すぐ会える距離にいないことで
 それが実は逆に多くその人のことを想う時間を
 与えてくれたのかもしれません。

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 昨日お知らせした健康福祉部の決算については
 すでに新聞で報道されているとおり、
 適正な事務処理が行なわれていないことが分かりました。

 もっと詳しく調べて
 報告できたらと考えています。

 明日から決算特別委員会が再開です。
 ではでは。



2004年10月5日(火)のフジノ
● 決算2日目

 今日は『決算特別委員会』の2日目でした。

 財政部、市民部、健康福祉部、
 この3つが今日の対象でした。


● このつかいみちはおかしい!(財政部)

 では、まず財政部です。

 最初のはつかいみちではなくて
 収入の方ですね。

 ・市税の滞納額が52億円も残っている

 あらゆる努力をしているので
 財政部が悪いということでは無いのですが
 みなさんにも知ってほしいのであえて紹介したいと思います。

 『税金を納める』ことは僕たちの義務です。
 (日本国憲法第30条)

 けれども、税金を納めない人々が存在します。

 例えば、ワースト3位を金額であげてみます。

 (個人)ワースト3

 1位、5300万円
 2位、2600万円
 3位、2000万円
  (法人)ワースト3

 1位、400万円
 2位、250万円
 3位、200万円

 驚くべき結果ですよね?

 これに対抗するために、
 財政部ではあらゆる手段をとっています。

 例えば、徴税(税を納めてもらうこと)にかけては
 非常に詳しい税務署OBを非常勤職員で雇いはじめました。

 さらに、夜間や休日にも
 税金を納めてもらうために訪問活動をしています。

 財政部はよくがんばっていると思います。

 にもかかわらず、滞納額の残高(平成15年度決算)は
 52億953万1471円にもなります。ひどいな。

 くりかえしますが
 『納税』は憲法で定められた義務です。
 どうか、きちんと納税をして下さい。お願いします。

 僕のメインである福祉の分野では

 「障がいのある人こそ納税者にできる日本へ変えよう!」

 って、みんなでがんばって活動している一方で
 障がいの無い人たちが納税してないのは、情けないです。


 ・借金の返済が113億円、利子だけで54億円も払ってる!

 市が借用書を出してお金を借りることを
 『市債』を発行する、と言います。

 市債=借金です。

 フジノがこう書くことを批判する議員がいますが
 財政の本を見ればどんな本にだって
 ふつうは『市債=借金』だと書いてあります。

 このまちの借金の状態については
 別のコーナーでも知らせてきました。

 これまで借金を重ねてきたせいで、
 平成15年度は、
 こんなにたくさんの税金を借金返済につかいました。

 元金:113億1802万5976円
 利子: 53億8317万2835円

 合計して167億124万7793円です。
 (諸費用も入っています)

 まだまだ借金返済のみちのりは長く、
 だから横須賀市は
 少しでも多くの借金をくりあげて返しながら
 同時に行政サービスの質を下げないようにしないといけない。

 本当に難しい財政状況です。

 だからこそ、フジノが主張しているとおり、
 美術館とか長井海の手公園だとか絶対にやるべきじゃないのです。

 167億円の税金を自由に使えたら
 もっと良い施策ができる。

 あなたもそう思いませんか?


 ちなみに汐入につくったあの横須賀芸術劇場の傷跡はまだ深くて
 『芸術劇場のための市債』への平成15年度の返済は
 こんなです。

 元金:14億2360万8000円
 利子:11億3334万5523円

 ひどいね、全く。


● このつかいみちはおかしい!(市民部)

 次に、市民部です。

 ・役所屋は「費用対効果」が悪すぎる

 市民の方からよく指摘されるのですが
 役所屋は確かにお金がかかりすぎている割に
 サービスが十分でないと思います。

 加えて、コストがかかりすぎです。

 役所屋3店合計:5765万777円

 中央店  :2010万6875円
 久里浜店:1791万9499円
 追浜店  :1962万4403円

 ただ、今年からは役所屋で税金も納められるようになったし、
 現在戸籍が土日でも即日交付できるようになりました。

 これらのサービスが果たして約6000万円に
 本当に見合っているのかどうか、少しだけ見守りたいです。


 ・倉渕村にある、横須賀市民休養村は手放すべき

 横須賀市の青少年課が
 こんな施設を運営しているのを知っていますか?

 はまゆう山荘。

 民宿や旅館やホテルの営業は、
 もはや全て民間がやるべき。

 市がこういう施設を持つべきではない、とフジノは断言します。

 しかも、何故、青少年課に
 こんな業務をやらせるのか全く理解できない。
 青少年課にはもっと大切な仕事がたくさんあるのに...。

 はまゆう山荘の
 運営管理委託と事務費と回収のために
 税金が5155万7113円も使われてしまいました。

 「横須賀では経験できない豊富な自然が
  体験できます」

 と、答弁していましたが
 このまちの自然ではどうしてダメなのですか!

 また、『倉渕村友好緑陰子ども会運営費補助金』という名目で
 450万円の補助金が出されています。

 はまゆう山荘に2泊3日で
 150人ずつ3グループで宿泊するそうです。


● 良かったところも紹介します

 スタッフに

 「決算のどんなことが知りたい?」

 と尋ねたところ、何名からこういう返事をもらいました。

 「フジノさんが怒るポイントは良く分かってるので、逆に
  フジノさんが『これは良かったなあ』と思った施策などを
  挙げてください」

 では、挙げてみます!


● これは良かった!(財政部)

 ・『市たばこ税』の収入が予算を下回ったこと

 収入(=市では歳入と呼びます)が多い方が
 市にとってはうれしいわけで
 なるべく予算どおりに収入がある方がいいのですね。

 だけど、今回は別ですね。

 あなたがタバコを買うたびに
 市に税金が納められています。

 それが今年はこんな結果でした。

 予算:28億2263万3000円(9億8544万3000本)
 決算:27億 507万1858円(9億4655万6000本)

 予想(予算)よりも、1億1756万1142円マイナスでしたが
 こういう収入減ならば、いいことだと思います。

 だって、保健所では
 ガンになる人を減らすためにも『卒煙クリニック』という
 施策をやっているんですから。

 一方でタバコを吸う人を減らす政策を取っていて
 もう一方でタバコからの税金に期待していたら矛盾します。

 タバコによってもたらされる害(例えば、ガン)は
 結局は、人の健康にマイナスですから
 納税にとってもマイナスです。

 現在の収入マイナスは
 将来の収入プラスへとつながるはず。
 このまちに暮らしている方々にとっても良いことだと思います。


● これは良かった!(市民部)

 続いて市民部です。

 ・シェルター運営事業費 1762万5342円


 ドメスティックバイオレンス(DV)の被害にあう女性が
 最近、ものすごい勢いで増えています。

 そこで緊急に一時保護する施設を作りました。

 短期シェルター(母子など緊急一時保護施設)と
 中期シェルター(自立支援施設)です。

 平成15年10月に開設して、49人が救われています。
 こういう施策こそ、どんどんすすめるべきです。


 ・原爆被災者年末見舞金 135万円


 アメリカの原子爆弾投下によって
 被爆して苦しくつらい想いをされてこられた方々のために
 1人5000円ずつ、270名の方にお見舞金を支払っています。

 これからも原爆被災者の方々には
 戦争体験を語り継いでいただけたらと切に願います。



● これは良かった!(プライベート編)

 後輩に子どもが生まれました。

 このことは少子が進むこの国にとっても大きなメリットであるし
 後輩にとっては人生を豊かにしてくれる大きなメリットであるし
 本当に良いことだと思います。

 おめでとう!


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 健康福祉部については
 また明日、特別に分けて書きたいと思います。

 決算について
 知りたいことがあったらどんどんメールください。


● 美術館問題のチラシ配りをします!

 明日は夕方17時から19時まで
 横須賀中央Yデッキにて
 美術館問題についての一斉チラシ配り活動を
 『民意が市政に生かされることを願う会』として行ないます!

 チラシもらってくれる方、ぜひ来てください。
 お手伝いしてくださる方、ぜひ来てください。
 近所に配ってくださる方、ぜひ来てください。

 美術館問題はまだ終わってません!


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 雨が続いていますが
 どうかみなさん体調を崩さないで下さいね。

 今日も1日おつかれさまでした!



2004年10月4日(月)のフジノ
● 決算1日目

 今日から『決算特別委員会』が始まりました。

 決算というのは、企業もそうですが
 年に1回、おさいふをしめて
 1年間のお金のつかいみちを確認する作業です。

 予算が「1年間のお金の使いみちの計画」だとしたら
 決算は「1年間のお金の使いみちの結果」です。

 市議会では、特別委員会のメンバーが

 (1)予算がきちんと使われたか

 (2)その予算のつかいみちで本当に効果はあったか

 (3)今後の改善点や反省点をみつける

 という作業をしていきます。

 フジノは今年は委員メンバーではないのですが
 傍聴は全てします。

 そして、おかしいと思うのはどんどん報告します。

 「この税金のつかいみちには全く納得ができない!」

 というものが今日もいくつかありましたので
 みなさまにも報告します。


● このつかいみちはおかしい!(総務部)

 まずは総務部です。

 ・イルミネーション取付業務委託料 126万円


 市役所にイルミネーションなんて点灯させる必要はありません。
 やっと去年から無くなったはずですが
 電気代も考えると
 本当に税金のムダづかいです。


 ・永年勤続職員表彰記念品 687万7948円

 市役所の職員が10年勤務するごとに表彰して
 『2万円の旅行クーポン券』をあげています。
 平成15年は345人が対象。

 「長く勤めたことにおつかれさま」

 ということに、2つの理由で理解できません。

 (1)どうして記念品をあげるのか理解できない

 僕が前にいた会社でも表彰はしていたけれど...。

 (2)終身雇用とはカンケーない時代に生きている僕には理解できない

 長く勤めることが良いこと、という考え方は
 どうしても僕たちの世代には理解できないことだと思う。
 どんどん会社を移ったりしながら
 個人としてのスキルを高めることの方が
 僕にはとてもすんなりくる考え方だから。

 (1)(2)のいずれにしても
 長く勤めたら「10日連続でリフレッシュ休暇を取れ!」とかで
 十分なんじゃないかと僕は思います。


● このつかいみちはおかしい!(企画調整部)

 次に、企画調整部です。

 ・開国祭ワシントンDCユースオーケストラの誘致 99万2795円

 フジノは『ペリー来襲』を開国だとは考えていないので
 開国祭という名前のイベントは間違っていると考えています。

 したがって、それに関連した行事に
 税金をつかうことは1円であっても反対です。


 ・「開国サミット」の開催 293万8594円

 平成15年8月2日に汐入のヨコスカベイサイドポケットで
 行なったイベントのこと。

 ニューポート市・函館市・下田市など
 ペリーに関係するまちの方を招いて
 ここ150年の各市村の自然やまちづくりについて語り合い
 最後は「共同宣言」を出したそうです。

 しかし、こんなイベントを行なったとしても
 このまちに暮らす人々にとって
 何か『費用対効果』があったとあなたは思いますか?

 293万円を福祉に使うことができたならば...。


 ・開国祭記念「サマーナイトコンサート」の開催 55万円

 平成15年8月2日に県立保健福祉大学講堂で
 行なわれたイベントです。

 こういう催しを市がやる必然性が
 僕には全く分かりません。


 ・首都圏新空港調査研究事業費 9130円

 国が首都圏に第3番目の空港をつくろうとかつてしてたことがあり
 横須賀市はなんと金田湾沖に空港を誘致していました。

 こんなに大切な美しい自然を壊して
 空港をつくろうとしていたんですから信じられない!
 この馬鹿げた計画も国の方針転換で立ち消えになりました。

 それでも横須賀市は

 「市の基本計画に入っているから」

 と、まだ新空港誘致を予算計上して、こうやって使っています。
 もうハッキリと「やめます」と決めればいいのに。

 これは金額は9千円。
 わずかに思う人もいるかもしれないけど、だからこそ認めない。

 実現可能性が無いものに
 1円でもムダに税金を使わせたくないから。
                            

 ・未来型図書館開設準備事業費 503万3731円

 横須賀中央の児童図書館が現在ある場所に
 高層ビルを建ててそこに中央図書館を移す
 という、計画がありました。
 結局、計画は延期。いきなり白紙撤回。

 下の絵が、市が描いたイメージ図です。おぞましい。

市が描いた未来型図書館のイメージ図  左下に見える小さなトンネルが
 京浜急行の横須賀中央駅のトンネルです。

 だからいかに
 でかいか分かりますよね?

 これも、美術館問題と根っこは同じ。

 沢田市長がお得意の
 『文化に名を借りたハコモノ行政』の1つでした。

 未来型図書館計画は
 今は『新中央図書館計画』と
 名前を変えてしぶとく生き残っています。


● このつかいみちはおかしい!(選挙管理委員会編)

 続いて、選挙管理委員会です。

 ・選挙の開票立会人への給与費 80万円 

 選挙の開票の時に
 「ちゃんと開票されているか、不正が無いか」をチェックするために
 立候補した人たちの中からそれぞれ立会人を抽選で出します。
 フジノ陣営も抽選で1人お願いしました。

 でも、この開票立会人への給与が高すぎるのです!

 夕方から開票を始めて、終わるまで立ち会うだけで
 なんと1万円もらえます。12時を過ぎたら2万円もらえます!

 県知事選挙の時:18人で18万円
 市議会選挙の時:19人で38万円
  (夜12時を過ぎたので2日分にカウントされたのです)
 参議院選挙の時:16人で24万円
  (開票所が2ヶ所あるうち片方は12時を過ぎたので2日扱い)

 すごい割のいいバイトだよね。


● 全体については最終日に...

 3つの部門ぐらいずつチェックをしていき、
 決算特別委員会は6日間続きます。

 上に挙げたのは納得がいかない例ですが
 もちろん、良いものもある訳です。

 市議会議員は、最終日に本会議で
 「この決算を認定するか、認定しないか」の態度を示します。

 いくつもの欠点を抱えていても
 全体として平成15年度決算はどうだったのか。

 しっかりと毎日考えて
 見極めたいと思います。



2004年10月2日(土)のフジノ
● 夏の終わり

 あんまり疲れがたまっていたので
 今日の予定は変更して
 午前中は決算資料の読み込みにしました。

 15時くらいから、僕の大好きな走水海岸の
 『かねよ食堂』という海の家に行きました。

 この海の家は
 7月1日にオープンしてから今日まで営業してました。
 (明日が完全閉店でBBQ大会があります)

 『かねよ食堂』は
 僕にとって『今年の夏』そのものだった。

 美術館の建設反対の為にひたすら今年の夏も活動をしていて
 毎年恒例の三浦海岸海水浴には1度も行かれなかったし、
 旅行も一切行きませんでした。

 体調を崩して休む以外の休暇も取らなくて
 ひたすら仕事をしていました。

 だから、僕の中では
 2004年は7・8・9月の
 プライベートでの楽しい記憶が全くありません。

 そんな日々でしたが
 本当にサイコーな出会いがありました。

 それが『かねよ食堂』とそのスタッフのみなさんとの出会いです。
 彼ら/彼女らは本当にサイコーでした。

 行きつけのカフェ『サブロク』の
 マスターに

 「走水海岸でとったアサリを
  アサリラーメンにして
  出してる海の家があるんだよ。
  フジノくん、食ってきなよ」

 そう言われたのが、きっかけでした。

 以来、通いました。

 走水海岸はバイクを使えば
 市議会からでも15分もかからないし、
 ちょっと余裕がある時にはなるべくここに通っていました。

 『かねよ食堂』はメシがうまい!

 ふつうの海の家は
 カレーもラーメンもインスタントをそのまま出してくるけど
 この『かねよ食堂』は今日取ってきた食材を使って出してくれる。

 釣ってきたばかりの魚を煮てくれる。
 取ってきたばかりのタコを刺身にしてくれる。

 おすすめのアサリバターラーメンはサイコー。

 それに加えて、カフェメシ的メニューも
 すごく充実していました。

 左の写真はキーマカレー。
 他にもタコライスなどいろいろありました。

 営業時間もカフェみたいに
 朝から始まって、真夜中まで。

 だから、夜にもスタッフを連れて行きました。
 これが本当に楽しかった。

 今日、『かねよ食堂』は
 今年の営業を終えました。

 これで『僕の今年の夏』が終わった、と思いました。

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 でも、今日も本当に楽しかったなあ。

 軽くブランチ&今年の最終日ということでお礼を伝えたくて
 『かねよ食堂』までバイクでひとっぱしり。

 走水海岸に到着すると
 なんと!

 『かねよ食堂』では
 20人くらいの外国人のパーティーをやっていました。
 (BBQなどでの利用も受け付けてます)

 いつものアサリラーメンを頼んでたら
 外国人の人たちが
 向こうから

 「なあ、こっちに来て、見てみなよ」

 と声をかけてくれました。

 そこには信じられないものが...。

 豚の丸焼きです!

 内臓に詰め物をして
 朝からぐるぐると回しながら火をあてて
 やっと今から食べるそうです。

 すごい!こんなの、初めて見た!

 中国包丁みたいなどでかい
 まったいらの包丁で
 ガンガン切り分けていくわけです。

 すごかったなあ。

 彼らと話していたら、何故か僕までごちそうになることに。

 それにしても英会話やっておいて
 本当に良かったなあと思うのは
 こういう時かなあ。

 みんなで冗談を言って笑ってても
 自分もその会話についていって
 笑えるし、国籍カンケーなくいろんなことを
 話せるからね。今日も仲良しになれたし。

 アフリカ系アメリカ人も、日本人の親子も、
 レゲエのBGMを聴きながら海を眺めて穏やかな時間を過ごしました。

 『かねよ食堂』のオーナーは
 まだとても若くて、
 でも環境や自然に対する考え方や
 このまちに対する想いの強さが
 僕は大好きです。 

 ちなみに、流木をつかった作品を作るのが好きで
 今度、個展を開くそうです。

 上の写真でも、流木を3本つかった
 素敵な作品が置かれているのが分かりますか?

 前にも書いたけど、こういうのを見てしまうと
 美術館の中に置かれている絵とかってつまらないし、かわいそう。
                             
 どっちが優れているかなんてどうでもいいけど、
 僕にはこういう芸術作品の方がすごく心に馴染むし、大好き。

 『かねよ食堂』の看板わんこ。
 たんぱ。

 目がサイコーにかわいい!

 今年の夏は、この目にやられて
 たくさんの若い女性が
 たんぱを撫でまくってました。

 僕はもらった豚の丸焼きを
 たんぱにほとんど全てあげてしまいました。

 そのかわり、今日も食べまくりました。

 アサリバターラーメンと
 キーマカレー。

 あと、辛口のジンジャーエール。

 レゲエのBGMと、穏やかな湾内の海。
 パーティーをしている外国人たちのジョーク。

 ぼおっと海を眺めていると
 時々、ぼらが跳ねるのが見える。

 すっかり夕暮れになるのも早くなったなあ。
 だって、10月に入ったんだものね。

 『かねよ食堂』で僕が1番好きな
 カクテルがありました。

 名前は『かねよサンセット』。

 この夕焼けをモチーフにした
 カクテルでした。

 それにしても、この走水海岸に
 横須賀市の行政は
 またも公園を作ろうとしている。うんざりさせられる。

 『かねよ食堂』で出会ったお客さんたちは
 『破崎公園建設計画』を誰も知らなかった。

 知った人はみんなが怒っていた。

 こんな素晴らしいところに
 いったい何故あえて公園なんて作るのか、と。

 まったくその通りだよ。

 まだ17時なのに
 こんなに陽が暮れてしまったので
 ついに帰ることにしました。

 本当に本当にサイコーの
 若手スタッフたちが経営をしている
 ものすごくカッコいい海の家とも
 これでお別れです。

 仕事だけで何も無かったフジノに
 夏を感じさせてくれた、今年たった1つの場所。

 それが『かねよ食堂』でした。

 来年も必ず来よう。

 ここには、若い人たちがいつもたくさん集まって
 大好きな音楽を聴きながら
 目の前の海で取れたばかりのおいしい魚を食べながら
 みんなでいろんなことを楽しく語り合っていました。

 9月になるまで
 オーナー以外は僕のことを政治家と知らなかったし
 今日も誰も僕のことを政治家なんて知らなくて
 (知らせる必要も無い)
 すごく楽しい時間を過ごすことができました。

 そして、希望をもてました。

 彼らはみんな、このまちをどうしたらもっとおもしろくできるかを
 笑顔でいっぱい語っていました。

 僕は政治家としてそんな彼らをこころから誇りに思い、
 さらに、その存在をとても頼もしく感じました。

 僕は1人じゃない。そう感じさせてくれました。

 個人としても、この大好きなまちで
 同じようにこのまちを愛している仲間がたくさんできたことは
 こころからうれしかったです。

 ありがとう、『かねよ食堂』!

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 日頃、フジノは大切なものをあえてHPに書きません。

 ただフジノを攻撃したいだけの人々がたくさん居て、
 そのためだけにこのコーナーを隅から隅まで詳しく読みまくって
 毎日2ちゃんねるの掲示板
 文句を垂れ流すからです。

 だから大切なものについては
 なるべく書かないようにしてきました。

 それでも、この素晴らしい海の家については
 今日で今年の営業は終わりということもあるし
 どうしても書いておきたいと思いました。

 とてもとても大切な、
 新しい友達、このまちを愛している友達、行動している友達。

 そんな素晴らしき人たちが集まっている場所でした。
 本当に本当に、素敵な夏をありがとう。

 また来年までバイバイ。


● 仲間たちと過ごす喜び

 今夜は久しぶりに
 『横須賀をおもしろくする会』としてイベントをしました。

 一般質問の作成でお世話になったスタッフにもお礼をこめて、
 お互いにねぎらいあおうと思ってたら、
 政策スタッフは1人も来なかったけど(笑)。

 みんなで映画を観にいきました。
 (その様子はこちら

 ちなみに、今夜観た映画は
 もちろん『横須賀ロケサービス』が協力しています。

 (これはフジノが議会でもとりあげた
  フィルムコミッションのことです)

 横須賀の風景が出てきますから
 どのシーンなのか、みなさんもぜひ観て下さいね。

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 それから、夜中2時半まで
 みんなでカフェでいろいろなことを話しました。

 今夜はモダンバレエをしている年下の友達
 久しぶりに会いました。

 彼女はなんと、今度
 新国立劇場で3日間も踊るそうです。

 またすごくなってた!

 このまちの若い世代は
 すごい人が本当に多いと思う。

 2ちゃんねるのヤツらは
 「フジノは自分の仲間を褒めてばかりいる」と文句を言うけど
 すごい人たちのことをすごい人だと褒めて
 一体どこがおかしいのか
 全く僕には理解できないです。

 かわいそうな人たちだと思う。

 僕はくだらない偏差値で決められた大学に行くようなヤツらを
 褒めたことなんて1度も無い。東京大学卒なんてくそくらえ。

 僕は、自分の努力でスキルを高めていった人たちを
 こころから尊敬してやまない。

 自分のやりたいことだから
 自分の納得いくまで、当たり前のこととして努力する。

 そしてそれが日本トップレベルだったり
 世界レベルにまで到達していく。

 本当にすごいと思う。

 モダンバレエをしている彼女も
 大好きでたまらないから踊っているだけ、と語っていた。

 こういう人たちをもっと尊敬する世の中に
 なってほしいとこころから僕は思っています。

 だから、僕は僕のまわりにいる
 そういう素晴らしい仲間を褒めているのです。

 きっと僕のことを文句を言うしかないヤツらは
 昔の偏差値教育の中で生きてきて
 東大が大好きだったりするんだろうなあ。
 学歴と一部上場の会社で勤めることがステータスだったり。

 そんなのくだらない。

 こんなことを村上龍が書いていた。

 >成功というのは、偉くなることでも有名になることでもないし、
 >お金持ちになるということでもない。
 >もちろんそれが悪いというわけでもないけど。
 >
 >大切なのは、自分が何をしたいかを知っている、ということ。

 この表現に合わせるならば
 僕の仲間には
 自分が何をしたいか知っている人が多い。

 僕はそう言っているだけなのにね。

 まあ、文句を言いたいだけの人は
 今日もそれをはけ口に文句を言ってればいいよ。



2004年10月1日(金)のフジノ
● 想いのアンテナ

 昨日の本会議でのフジノの一般質問について、
 神奈川新聞が2つの記事を、
 毎日新聞が1つの記事を報じてくれました。

 神奈川新聞は、男女共同参画美術館問題

2004年10月1日神奈川新聞


 毎日新聞は、桜台中学の統合問題

2004年10月1日・毎日新聞・朝刊


 もともとの仕事が僕はマスコミ勤めだったから
 自分の名前が新聞に載るようになっても
 他の職業をしている方々ほどには違和感はありません。

 けれども、精魂こめた一般質問が
 新聞記者の方のこころに届いて記事にしてもらえたことは
 すごくうれしく感じます。

 それは、フジノの『問題意識』が
 新聞記者の『問題意識』と
 クロスしたことの証明でもありますから。

 「これは読者に伝えたい!」

 このまちに暮らしている方々の中へ
 毎日、取材に飛び回っている
 新聞記者の方々の
 『問題意識』のアンテナに
 政治家であるフジノの一般質問が受信してもらえたというのは
 フジノの『問題意識』が鈍ってないことだと思えるから。

 でも、新聞記事を読んで
 改めて悔しかったのは
 桜台中学統合について白紙撤回の答弁を
 ひきだせなかったことです...。

 昨日の一般質問をした時に、
 スーツの胸ポケットに
 桜台中学の体育祭の時にもらったハチマキを入れてました。

 桜台中の生徒たちの想いを
 胸に感じながら
 一緒に闘いたかったからです。

 記事を読みながら、悔しさがこみあげてきました。

 ごめんなさい、桜台中のみんな。
 力が足りなくて、ごめんなさい。


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