まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2007年2月14日(火)のフジノ
● 第64回目のカフェトークでした

 今日は、すさまじい風と雨の中、
 かつ『バレンタインデー』という猛烈な悪条件(笑)の中を
 たくさんの方々にカフェトークに来ていただきました。
 ありがとうございます。

 カフェ『BUENO』さんは改装中にもかかわらず、
 場所を貸していただきました。ご迷惑おかけしてすみません。
 けれども、本当にありがとうございました。

 「今回は改装中なので、メニューはありません。
  そのかわり、飲み物・食べ物、持ち込み自由です」

 ということを事前に連絡してありましたので、
 参加した方々はそれぞれに
 マクドナルドのハンバーガーを食べたり、
 お弁当を食べたりしながら、いろいろなことをお話しました。

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 なかでもフジノが今回最もうれしかったのは
 高次脳機能障がいのある方ご本人が来てくれたことです。

 カフェトークには、障がいのある方ご本人が
 ふつうのこととして毎回のように参加されています。

 だから、基本的に障がいのある方が参加しても
 ふだんから特別に何かを思うことはありません。

 けれども、いわゆる3障がい(知的・身体・精神障がい)の方々しか
 カフェトークの場に参加してもらえていませんでした。

 法制度の枠組みからはずれてしまっている
 高次脳機能障がいについては
 政治家フジノなりに
 全力で対策を提案してきました。

 だから、当事者ご本人が来て下さって
 ご自分の体験をカフェトークの場で話してくれたことは
 本当に感激でした。ありがとうございます。

 いろいろな方々がみんなで交流して
 いろいろな体験をわかちあって
 みんなでハッピーな気分になれたならいいなあと思います。


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 ただ、1点だけ...。

 あれだけ、「カフェトークに選挙の話を持ち込まないで」と
 何十回もくりかえし伝えているのに
 それでも話し続けた人がいることに
 すごく不快になりました。

 いつになったら、そういう選挙オタク・政治オタクは
 フジノが徹底的に排除していることを理解するのだろうか。

 4年前からフジノは徹底して
 選挙オタクは排除してきました。
 そういうヤツらとはフジノは関わりません。

 いいかげん、気づけよ。

 やれやれ。


● 東京都知事にアサノさん?

 今日は夕刊を見たら
 なんと民主党が東京都知事選挙の
 立候補者として「浅野史郎さん」に打診をしていたとのこと!



 浅野史郎さんとは、フジノの尊敬してやまないアサノさんのことです!

 ふふふ...(笑)

 アサノさんが受ける可能性は
 ゼロですよ〜。

 アサノさんの性格を知っていれば

 「多選には弊害があると信じて宮城県知事を自ら辞めたのに。
  分かってないな〜」

 って言ってるだろうなあ、と想像してしまいます。

 絶対にやらないですよ。

 政治家を引退したのに
 今でも民主党が立候補をお願いするようなすごい人を
 フジノは10数年間ずうっと尊敬してきました。

 お手本がしっかりしていれば
 僕も道を誤ることはありません。

 うれしいニュースでした。




2007年2月12日(月)のフジノ
● 89才になった僕の祖父

 今日は、おじいちゃんの誕生日を祝う為に
 平塚へ行きました。

 フジノは仕事のカンケーで遅れていったのですが
 母と妹と叔母さんの3人がすでに平塚にそろっていました。

 おじいちゃんは、89才。

 32才のフジノからしても
 すごくクリアーな発想をする
 カッコいいおじいちゃんです。

 やっぱり、若い頃に
 海軍で鍛えた人は違うなあと
 痛感させられます。

 フジノにとって
 大きな大きな存在です。 

 4年前に初めて立候補した時に
 いろいろな市民の方々から

 「尊敬する政治家は誰ですか?」

 という質問をしばしば受けました。
 (今でもどうしてそういう質問をされるのか良く理解できません。何故?)

 「政治家では尊敬している人は特にいません」と答えて
 「人生で尊敬しているのは、父です」といつも答えてきました。

 そして、ほんとは順番は付けられないのですが
 父の次に尊敬しているのが祖父です。

 僕は、父の息子であること、祖父の孫であること、を
 こころの底から誇りに感じています。

 この人たちの遺伝子が僕の中にもある、
 ということに強い誇りを感じます。

 他人の為に人生をかける、という
 祖父と父の生き方に恥じないように僕も生きていきたい。

 そんなことを強烈に感じる瞬間が
 しばしばあります。


 どうか、大好きなおじいちゃんが
 いつまでも元気でいてくれますように。



2007年2月10日(土)のフジノ
● ご心配なく、すでに全力で活動しています!

 活動日記が更新されていない為に、

 「体調を崩したの?」
 「大丈夫ですか?」

 という、ご心配をおかけしてしまいました。

 めちゃくちゃ元気です。

 住民投票議会が終わってからも、
 政治家フジノは今まで以上にフル活動していますからね。
 どうかご安心ください。

 活動日記が書けないくらいに忙しかったのです。

 詳しいことは後日また書きますが、
 さらっとこの数日間をふりかえります。

 ・8日(木)

 11時に本会議がスタートするのに
 最終的に討論演説の原稿が完成したのは10:50!恐怖でした(笑)。
 事務所のパソコンのモニターが壊れていて
 パソコンがうまく使えないのです...。

 本会議で住民投票は「否決」。

 14時に本会議が終わると同時に
 市議会を走って飛び出て『市民こころのセミナー』へ。

 アルフォンス=デーケン先生のお話をうかがった後、
 この講演の主催をしてくれた障がいのある方々の団体の
 ものすごくたくさんの方々からお話をうかがいました。

 それが終わったらすぐにYデッキへとんぼがえり。
 『住民投票を成功させる市民の会』の方々と合流しました。
 「否決」について市民の方々に報告しました。

 夜、欲しかったCDをゲット。
 忙しくてまだ映画を観にいくチャンスはありません。
 僕にとって映画を観るのは呼吸するのと同じくらいに大切なので、無念。


 ・9日(金)

 すでに予算議会へと行動を切りかえて
 様々な資料の読み込みと
 このまちの問題点について改めて洗い出しをしています。

 通信教育課程で必死に勉強しあった仲間たちである
 日本社会事業大学の4期生の仲間たちと
 すさまじく遅い新年会をかねて意見交換をしました。

 福祉の現場で働くメンバーばかりなので
 障害者自立支援法がいかにばかげているかということや
 児童福祉の現場のすさまじさについて
 めっぽう有意義な意見交換ができました。

 半年に1回くらいしか会えないし、
 関東圏内のわずかな人々にしか会えないのですが、
 この日本社会事業大学の通信教育過程の仲間のみんなとは
 福祉を守るためにずうっと闘いつづける同志なんだろうなあ、と再確認。


 ・10日(土)午前中

 この文章を書いているのは、11時50分すぎ。
 午後からは大切な『STOP THE いじめ』フォーラムへ。

 午前中は、昨日の国会(予算委員会)で
 フジノの尊敬する山井和則議員が障害者自立支援法の問題を
 安倍総理と1時間にわたって激論をした様子を
 インターネット録画中継で観ました。

 障害者自立支援法の問題とは
 2年後に来る見直し、そして介護保険制度との統合についても、
 決して一瞬も忘れてはならないことなのです。

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 こんな感じでバリバリ働いています。

 倒れてませんよ〜。

 過労で倒れそうだったけど、
 今は倒れる時間さえ、もったいない。

 全力で活動していきます!
 りらっくす&ふぁいとです。



2007年2月9日(金)のフジノ
● 「住民投票、否決」を報じる新聞各紙

 昨日の本会議で「住民投票、否決」となりましたが
 新聞各紙が報道してくれました。


(神奈川新聞07年2月9日朝刊)



(朝日新聞07年2月9日朝刊)
07年2月9日朝日新聞


(毎日新聞07年2月9日朝刊) 


2007年2月8日(木)のフジノ(その2)
● 市民こころのセミナー、超満員でした!(自殺予防対策の推進)

 今日は、汐入のベイサイドポケットで
 『市民こころのセミナー』が行なわれました。

 実行委員会の形をとって、横須賀市と共に
 このまちの精神障がいのある方々の家族会である『つばさの会』
 運営を行なっています。

 毎年恒例のイベントなのですが、例えば2004年は、
 あの斉藤環さん(精神科医)に来ていただきました。

 そして今年はなんと!

 アルフォンス=デーケン先生(上智大学名誉教授)に
 講師として来ていただきました。

 デーケン先生といえば、
 フジノたちの年代の人たちは中学2年の国語の教科書に
 『ユーモア感覚のすすめ』という文章が載っていたのを
 必ず読んでいるはずです。

 広くみなさんに知られているとても有名な方ですが、
 神学・医学・精神医学・哲学・心理学・精神保健福祉をはじめとする
 いわゆる『臨床死生学』の分野では
 知らない人はいない、
 最もこの分野で貢献されている方です。

 フジノも何度も市議会でとりあげてきた『死の準備教育』
 誰よりも最初にわが国で提唱してこられた方です。

 今日のタイトルは
 『よく生き・よく笑い・よき死に出会うこと』でした。

 昨年は雨だったこともあって入場者数が少なかったのですが
 今年は500人の会場が超満員でした。

 なんと、合計715名ものお客さんが来てくれました!

 会場に入りきれない人が
 たくさんいましたので
 急きょ、ロビーに
 座席を作りました。

 デーケン先生の講演を
 そのまま生中継する
 テレビを置いて
 ロビーでも
 すごい数の方々が
 観てくれました。 

 本当にたくさんの方々に来ていただいて
 とても感謝しています。本当にありがとうございました。


● 1年半かけた企画の実現、『つばさの会』にとても感謝しています

 フジノは今回の大成功を、こころから感激しています。
 また、横須賀市精神障がい者家族会『つばさの会』のみなさまには
 本当に感謝しても感謝しきれない想いで
 いっぱいです。

 実は、2005年9月からこの話は動いてきたのでした。
 つまり、今日の実現までに1年半もかかっているのです。

 フジノがすすめてきた自殺予防対策の動きに呼応する形で
 『つばさの会』の方々が独自に
 この企画を考えてくれました。

 「デーケン先生を横須賀にお招きしたいと考えているんです」

 というお話を初めてうかがった時、
 その問題意識(最初は『死とどう向き合うか』という企画でした)に
 フジノは強く感謝しました。

 何故ならフジノは、自殺予防対策の
 1次予防(プリベンション)と3次予防(ポストベンション)において
 「デーケン先生の存在が不可欠だ」と
 ずうっと考えてきたからです。

 1次予防とは、自殺に対する正しい知識・情報を広めること、
 生きることと死ぬことの意味を知ってもらうこと、
 こうしたことを通じて、自殺が起こることそのものを予防することです。

 3次予防とは、実際に自殺が起こってしまった後に
 遺族の方々のケアを行なうこと、連鎖する自殺を食い止めること、など
 これらの為にできる全てのことを行なうことです。

 どちらを行なうにしても、
 しっかりと『生きること』と『死ぬこと』について
 向き合っていくことが大切なのです。

 その為に、『死への準備教育』をはじめとするデーケン先生の活動は
 絶対に必要なのです。

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 9年前、フジノはどうしてもデーケン先生の『死生学』を学びたくて
 仕事を終えた後、四ツ谷にある上智大学まで
 夜間の講義を受けに1年間、通ったものです。

 すでに著作のほぼ全てを読んでいましたが
 それでもやっぱり直接にお話をうかがいたかったのです。

 自殺予防対策をすすめる上でも
 『死』と『生』について幼い頃からしっかりと考えていくことは
 ものすごく大切なことです。

 確かに、今日たった1回の講演だけでは、
 フジノの目指す『大きな流れ』にはならないでしょう。

 それでも、今日のデーケン先生のお話を聴いた方々の中に

 「もっと知ってみたい」
 「もっと考えてみたい」
 「デーケン先生の本を読んでみよう」

 と思ってくれた人が少しでもいたら、
 それだけでも大成功なのです。

 何故なら、これまでは『自殺』については
 あまりにもタブー視されてきて語ることさえ許されないような
 この国の風土だったのですから。

 生と死を考える、という行為。

 この国のガチガチのタブー視をする風土に
 僕たちはどんなに小さくてもいいから風穴をあけたいのです。

 だから、715人もの方々が
 デーケン先生の講演会に来てくれたということは
 本当に大成功なのです。

 小さな風穴は確かにあいたはず。
 ここから先も、どんなことをしてもこじあけていくのだ。

 生と死と向き合っていくこと。
 それは特別なことではない。

 誰もが生と死を見つめてほしい。
 日常の行為として、いろいろな場面で、幼い頃から。

 それはやがて長期的な意味で
 自殺予防へと必ずつながるのです。

 今すぐ効果が出る対策では無いけれど
 それでも必ず長期的に効果が出るのです。

 ともかく、今日は大成功でした。

 『つばさの会』のみなさん、
 横須賀市の精神保健福祉班のみなさん、
 協力してくれた全てのみなさん、参加してくれた全てのみなさん、
 こころから感謝しています。本当にありがとうございました。



2007年2月8日(木)のフジノ(その1)
● すさまじいヤジと怒号の嵐、フジノの住民投票への「賛成」討論

 今日は、本会議の最終日でした。

 最終日にはいつも『討論』というのを行ないます。

 ある議案について『採決』をする前に、
 「賛成」の議員と「反対」の議員がそれぞれの意見を述べるのです。
 (翌日9日の新聞各紙にはこの様子が載りました)

 という訳で、もちろんフジノも討論を行ないました。
 言うまでもなく『住民投票に賛成する立場からの討論』です。

 今回の討論原稿はこちら

 それにしても、フジノの討論への
 ヤジはすさまじかった。

 何故ならば、フジノはあえて

 「住民投票に賛成できないならば、今の市議会をとりかえるべきだ」

 と断じたからです。

賛成討論を行なうフジノ

 市民の代表である市議会議員が
 市民の声を否定するならば、
 その市議会は解散すべきだとフジノは信じています。

 本当は、このまちのことはこのまちに暮らす『市民』が決めるべきで
 そういうのを『直接』民主主義と言います(ギリシャ時代がそうですね)。

 でも、お金や時間などのコストが大きくなりすぎてしまうので
 かわりに市民の代表を選んで、その代表がいろいろな決め事をするのを
 『間接』民主主義と言います。今の日本がやっていることがそうです。

 間接民主主義よりも、直接民主主義の方が
 本当は正しいとフジノは信じています。

 そして、直接民主主義の手段である
 『住民投票(まちのことをまちに暮らす人々が賛成か反対かを示す)』を
 否定する人々は、間違っていると思うのです。

 だから、市民の代表が間違ったことをしていれば
 いつだって市民はその代表をとりかえることができる。

 そう、フジノは述べました。

 住民投票反対が4分の3もいる横須賀市議会で
 そんな発言をすれば、すさまじいヤジが来るのは覚悟の上でした。

 「おまえは議員をやめろ!」

 というヤジが飛びました。

 その他にも、聞くに堪えないヤジがいくつも
 フジノにぶつけられました。

 ヤジの声が大きな音の圧力で壁のようになって
 マイクを通しているはずのフジノの声を打ち消してしまいそうでした。

 壇上からヤジに言い返したりすることは
 ルールでは認められていません。とてもつらくてイヤな気持ちでした。

 それでも、あえて最後までやりぬくことができたのは
 たくさんの傍聴席にいらっしゃる市民の方々に
 勇気をもらったからです。

 たくさんの市民の方々が、
 冬の寒い日々に直接請求の署名を集めてくれました。
 その直接請求をした市民の方々が傍聴席にはつめかけていました。

 彼ら/彼女らは市議会で発言ができない。
 だからこそフジノはその代表として発言をしている。
 ヤジの大きさになんか負けるわけにはいかない。

 そして、最後までフジノは賛成討論を終えると
 傍聴席から大きな拍手が起こりました。

 ヤジをかき消す、大きな拍手でした。

 ルール上は、傍聴席からの拍手は禁止されています。

 傍聴席から起こった拍手に対して昨年と同様に
 たくさんの市議会議員が
 傍聴席の市民の方々に向かって「退場しろ!」と叫んでいました。

 議長は「傍聴席のみなさまにお願いします」と
 拍手を禁じている旨を述べました。

 すさまじい怒号のようなヤジを発してフジノをののしる市議会議員と
 ささやかな拍手をした傍聴席の市民の方々と
 本当に間違っているのは
 一体どちらだったのでしょうか?

 ルールでは、どちらも間違っていました。

 でも、本当はどちらが間違っていたのでしょうか。


● 本会議で正式に「否決」された住民投票

 そして、討論が終わった後、
 ついに採決に移りました。

 採決の方法は、記名投票。
 賛成なら白の札、反対なら緑の札を持って、投票箱に入れます。

 結果は、賛成10、反対31。

 住民投票は「否決」されました。

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 フジノの想いは昨日のこのコーナーに書いた通りです。

 たとえ市議会の多数派と市長が
 住民投票を否決しようとも、何も終わってなんかいない。

 来年夏には、原子力空母がやってくる。

 けれども、僕たちはこのまちで死ぬまで暮らしていくのだ。
 だからいつまでも闘っていく。勝つまで闘っていく。

 次の世代に、次の次の世代に、
 『希望』を渡せるように、僕たちは闘い続ける。

 そう信じて、決して気持ちが折れることなく
 本会議場を後にしました。


 夕方、『市民こころのセミナー』が終わった後、
 市民の方々からの相談をいくつか受けてから、Yデッキに向かいました。

 『住民投票を成功させる市民の会』のみなさんが
 今日の本会議での否決を報告する為に、
 Yデッキで街頭演説をしているのです。

 フジノはどうしてもその光景を
 目に焼きつけておきたかったのです。

 だから、Yデッキへと向かいました。

住民投票を成功させる市民の会の、のぼり  フジノは、この『のぼり』を
 こころから誇りに感じます。

 「住民投票で決めよう!」

 これは民主主義の原点です。

 そんな動きが
 このまちに暮らす市民の方々から
 起こったことを誇りに感じます。

 本当に、市民の方々に
 強く強く感謝の気持ちが
 わきおこりました。

 市民の会の代表の方に
 「フジノさんもひとこと演説していってください」と頼まれました。

 「僕はただここに居たかっただけで、とても演説なんて」
 とお断りしました。

 それでもどうしても、と言われて
 少しだけ演説しました。

 「住民投票は否決されましたが、僕たちの暮らしは終わりません。
  暮らしが続いていく限り、平和と命を守る闘いは続きます。

  だから市民のみなさん、いつまでも一緒に闘っていって下さい。
  決してあきらめることなんて1つもありません」

 という、フジノのいつもの想いを
 改めて語りました。

 そして、最後に市民の方々にお礼を伝えました。

 「闘いは続くので、終わりはありませんが
  けれども、今日だけはお礼を伝えさせて下さい。

  このまちのことは、このまちに暮らす人々が決める。

  その、最も大切で当たり前のことながら、日頃は忘れられていることを
  実行してくれたみなさんに、こころから感謝しています。

  今日まで本当におつかれさまでした。
  本当にありがとうございました」

 こうして、18時まで『市民の会』の報告は続きました。


● TVKでも報道されました

 夜21時30分から、TVK(テレビ神奈川)で
 『ニュース930』という30分のニュース番組が放送されています。

 ここ数日間のトップニュースは
 『横須賀市議会の住民投票について』でした。

TVKのニュース930の映像  フジノも10秒くらいだけ
 映っていました(笑)。

 横須賀市民だった友達(今は横浜市民)が

 「全然こっち(横浜市)には、横須賀の政治状況が
  報道してもらえなくて困っているよ。

  原子力空母の問題は
  横須賀だけの問題じゃないのにさ」

 と、嘆いていました。

 そう考えると、TVKのニュースは
 関東地方なら誰でも観られるからOKですね。

 ぜひTVKのニュース観てみて下さいね。

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 11時00分から本会議が始まり、
 フジノの討論の順番は目の前だったのに
 原稿はギリギリまで完成しませんでした。

 徹夜して書き続けたものの
 何度も何度も書き直して
 最終的に完成したのは、10時50分。

 本会議場に入ってからも、まだペンを入れて直しをしました。

 きれいごとは書かない。
 本音しか書かない。
 大切なことは必ず伝える。


 何度も何度も書き直しました。

 やがて4月の後半に市議会議員選挙があって
 あと2ヶ月もすれば政治家フジノの任期が終わります。

 その時に、フジノが政治家でなくなっていても
 市議会の議事録にしっかりと想いを言葉にして刻み込んでおけば
 永久にその言葉は引き継がれていくはず。

 そう信じて、将来いつの日か再び起こるであろう
 『直接請求』や『住民投票』に対して
 2007年のこのまちの政治家として全身全霊をかけて
 言葉を遺しました。

 いつの日か、未来の誰かが僕の言葉をふりかえってみて、
 2007年2月8日の政治家フジノの想いが間違っていなかったことを
 きっと証明してくれると信じています。

 こうして、長い長い1日が終わりました。
 また明日も全力でがんばろう。

 りらっくす&ふぁいとだ。


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