まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2007年1月12日(金)のフジノ
● 10年前から僕の想いはまっすぐに何も変わらない

 夕方、新しい議会活動報告チラシを配る為に
 横須賀中央Yデッキに向かいました。

 17時から19時すぎまで
 このまちの『いじめ対策』についてお話しながら
 議会活動報告チラシを配りました。

 いつものように、たくさんの方々が話しかけてきてくれたのですが
 今日は特にうれしかったことがありました。

 8〜10年くらい前にとてもお世話になった
 Aさんご夫婦と再会したのです!

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 かつて、Aさんご夫婦(20代の若いご夫婦です)は
 『横須賀パニック障がいの会』を主催していました。

 『パニック障がい(PD)』とは、近年、若い女性を中心に
 とてもたくさんの人々がかかっている症状です。

 電車やバスなどの乗り物に乗ったり人がたくさん集まるところに行くと
 パニック発作に襲われてしまう。

 またそういう乗り物や場所に行くと発作が起こるかもしれない、
 という予期不安が起こってしまって、体が動かなくなってしまう。
 そんな症状のことです。

 PDにかかっている人々は本当にたくさんいます。

 例えば、芸能人でも
 (フジノの大好きな)堂本剛さんもPDがあります。

 誰でもがなる。とてもありふれた症状なのですね。

 それにもかかわらず、この症状にかかったことを
 誰かにオープンにするということはとても勇気がいります。

 働いている人は通勤できなくなってしまうし、
 友達に「ショッピングに行こう」と誘われても、行けない訳です。

 薬物療法と認知行動療法がとてもよく効くのですが
 なかなか精神科病院には行きづらいと感じる人がまだまだ多い状況です。

 だから、人知れず苦しんでいる方々が
 たくさんいらっしゃるのがPDの現実なのですね。

 当時、この会がAさんご夫婦によって
 横須賀に作られたことは、まさに画期的でした。

 フジノもここにお邪魔させてもらって
 本当に勉強になりました。
 参加者のみなさん、Aさんご夫婦にはすごく感謝しています。

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 会の活動は自然消滅してしまったのですが、
 当初の目的は十分に果たせたと思っています。

 その後、Aさんご夫婦とはお会いしていなかったのですが
 8年ぶりの再会にはとても感激しました。

 おこさんも生まれていて、もう小学校1年生!
 とても元気いっぱいにYデッキを走り回っていました。

 本当にとても素晴らしいことだと思いました。

 「フジノさんは当時と変わらない信念で
  活動しているのですね」

 と言われました。

 自分でも「ああ、もう10年も経ったのか」と驚きました。

 確かに10年前も今も全く変わらない想いのまま
 今も働き続けています。

 いや、そもそも16年前から僕の想いは変わらない。

 この国の精神保健福祉をもっとまともにする為に
 僕は僕の人生を捧げることにしたんだ。

 一生、変わらないと思う。
 これからも、ずうっと。

 Aさんご夫婦との再会に
 改めて自分の信念の深さや強さを確認しました。

 僕は変わらない。


● 認知症を予防するための、このまちの活動

 今日はお昼から、市の長寿社会課が主催する
 介護予防の講演会に参加しました。

 『認知症を予防するために今日からできること』というタイトルで
 宇良千秋さん(東京都老人総合研究所認知症予防対策室
 による講演が行なわれたのです。



 宇良さんのお話は歯切れが良くて分かりやすくて
 今日から具体的にできることをいくつも聞かせてもらえました。

 こういう講演会を横須賀市が行なっているのは
 『介護予防』という考え方に基づいています。

 かつてのわが国は、認知症にかかってから
 どのようなケアをするかばかりが重視されてきました。

 昨年の介護保険法改正によって
 「そもそも認知症にならないように予防に力を入れよう」という動きへ
 方針が大きく転換されました(とても良いことです)。

 そこで、このまちでもこういった講演会を行なったり、
 『転ばぬ先の筋トレ』(介護予防の為の体操ですね)を
 地域の町内会館などで行なっています。

 講演会の最後の質疑応答では
 参加者のみなさんから

 「MRIなどによる脳の診断が簡単に受けられるようにしてほしい」

 という意見がたくさん出ました。

 確かに若年性(若い人がかかる)の認知症などは
 MRIなどを使わないと発見できないことも多いとは思います。

 でも、MRIによる画像診断を行なわなくても
 専門家の方に観ていただけば
 ふだんの暮らしの中での動きをチェックしていくことでも
 十分にいろいろなことが分かるのです。

 認知症についての相談窓口が市役所にもばっちりあります。
 予約制ではありますが、専門医による相談もあります。

 ぜひ、認知症について分からないことや不安なことや
 知りたいことがあれば、どしどしお電話してみてくださいね。



2007年1月11日(木)のフジノ
● 「1人10枚のポスティング」ボランティア募集!

 今日はいつも読んで下さっているあなたに
 お願いがあります。

 新しい『議会活動報告チラシ』が完成しました。
 フジノの体とこころを削って作った、まさに『フジノの分身』です。

 たぶん、ご覧になった方で特に感じる人はいないと思うのですが
 フジノ自身は今回かなり新しいことに挑戦してみました。

 こんなに苦労して作ったのは、
 この21号(最新版)が初めてです。

 これを1人でも多くの市民の方々に
 何とかして送り届けたいのです。

 もちろんフジノ自身が
 街頭で配ったり、ポスティングをして回ります。

 けれども、やっぱり1人の力では限界があります。

 そこで、あなたにお願いなのです。

 1人10枚、あなたのお宅のまわりだけでOKです。
 ポスティングしていただけないでしょうか。

 財政がとても厳しいフジノですので
 あくまでもボランティアでお願いすることになります。

 「ボランティア、やってみたい!」「やってあげてもいいですよ」

 という方がいらっしゃいましたら
 どうかフジノまでメールをいただけたら、と思います。

 どうぞよろしくお願いします!


● 国が横須賀に追いつけるか?

 新聞報道によると、
 文部科学省は『いじめの定義』の見直しの方向性を示した
 とのことです。

 (07年1月11日毎日新聞朝刊より)


 でも、実際にこの記事の通りだとすると

 横須賀市はとっくにそんなことやってますから!

 国の動きは遅い。
 横須賀市の方がスピーディーにやっています。

 国は横須賀市に追いつけるのでしょうか?


 


2007年1月10日(水)のフジノ
● フジノのめざす『市民病院改革』がまもなく第3段階へ

 今日、病院管理部長から
 市立市民病院『経営健全化計画(素案)』を2月にパブリックコメントにかける
 との、予告のプレスリリースがなされました。

 「やっとパブリックコメントまでたどりついたか」

 と思うと、感慨深いものがあります。

 市民病院改革は、フジノの悲願です。

 5年連続赤字の市民病院を
 再び市民のみなさまに
 信頼されて愛されて『選ばれる病院』へと改革する為の
 『経営健全化計画』の策定作業がようやく終盤へとさしかかりました。

 (これまでの道のりを、近日中に別コーナーにきちんとまとめますね)

 政治家フジノの中では『市民病院改革の道のり』を
 おおざっぱに、こんな風に考えてきました。
     ↓
スタート 改革の必要性が理解されていない状況
第1段階 改革の必要性を、市長(行政側)に理解させる
第2段階 改革案を作成する
第3段階 改革案を実行に移す
第4段階 短期目標の達成
第5段階 中期目標の達成
第6段階 長期目標の達成(市民病院改革の実現)

 フジノが当選した4年前(2003年)が
 まずスタート段階です。

 市民病院の現状とその問題点に気づいて
 経営形態を『地方公営企業法の全部適用』にすべきだと
 初めてフジノが提案したのは2004年3月。これが第1段階の始まり。

 それから、何度も何度も
 市民病院改革の必要性を訴えました。

 しかし、フジノの訴える『改革の必要性』は
 なかなか市(行政)側に理解されませんでした。

 そんな状況に危機感を抱いたフジノは
 2005年10月には
 「政治家として任期中に必ず筋道をつける」と宣言しました。

 『自殺予防対策』『精神保健福祉の向上』の2大政策に続く
 政治家フジノの進退をかけたテーマなのだ、と
 あえて覚悟を示しました。

 自らの退路を断つ。
 この覚悟が無ければ絶対に進まない、と感じたからです。

 こうしてさらに必要性を訴え続けて
 ついに2006年3月
 病院管理部の中に新たに『経営計画担当課長』が置かれました。

 経営健全化計画を作る段階へと前進したのです。
 これが第2段階の始まりです。

 それから約1年、ようやく計画案が完成に近づいています。
 やっと第3段階に近づいてきました。

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 病院管理部のみなさんが本当に必死に努力して下さって
 ここまで実現した訳で、その点についてはとても感謝しています。
 職員のみなさんの努力は
 高く評価されるべきだと思います。

 ただ、この件について政治家フジノの活動の結果を
 自分自身で評価すると、とても複雑な気持ちになります。

 「政治家は結果を出さなければ
  意味が無い」

 「1期4年間で実現できないことは、
  何期やっても実現できない。そんな政治家は無能だ」

 フジノはそう信じてきました。

 だから、市民病院改革を訴えはじめてから3年半、
 ようやくここまで実現できたことを
 うれしく感じつつも
 同時に、情けなくも感じています。

 ここでフジノが目指している『結果』とは
 市民のみなさまに信頼して愛されて『選ばれる病院』に生まれ変わり、
 財政赤字も無くなった自立した経営状態になることです。
 (=第6段階まで実現すること
  =政策の実現)

 けれどもフジノのこの4年間の任期では、
 わずかに第2段階を終えるまでしか達成できませんでした。

 2005年10月の宣言は、実現する見込みです。
 つまり、設定した中間目標は実現します。

 けれどもそれは厳密な意味での
 『政策の実現』はできなかった、ということになります。

 このスピード重視の経営の時代に
 第6段階までの実現できなくてとても悔しく感じています。

 複雑な気持ちだ。

 もっと改革はスピードを重視しなければならないのに。
 けれども初めて飛び込んだ政治家業界ではここまでが限界だった。

 とても悔しい。


 


2007年1月9日(火)のフジノ
● 冬休みが終わって、学校が始まった

 僕は学校が大キライでした。

 休みの日が終わる最後の夜は
 「明日の朝が来なければいいな」と思いながら、生きてきました。

 朝が来ると、ひどい吐き気や腹痛に襲われました。

 とにかくみんなと同じ時間帯にならないように
 始業ギリギリの時間帯にひとりきりで走って学校へ向かいました。

 学校と家だけがこの世界の全てのように感じていた
 幼い頃の自分には、逃げ場所がありませんでした。

 今日、このまちの学校は冬休みが終わって
 新学期が始まりました。今朝からまた学校生活が始まったのです。

 かつてのフジノのようにつらい気持ちで
 今朝を迎えたこどもたちができれば少ないといいなあと強く願います。

 流行ばかり追いかけているマスメディアからは
 『いじめ』『いじめ自殺』問題が早くも消えつつあります。

 けれども、『いじめ』という問題が
 消えた訳ではありません。

 マスコミが報道しようがしまいが
 『問題』はいつも存在し続けています。

 政治家である以前に、1人の人間としてフジノは、
 いじめに遭って苦しんでいるこどもたちを
 全力を尽くしてなんとしても守りたい、と思います。

 この国からは永久にいじめは無くならない、
 とフジノは考えています。

 しかし、いじめが起こっても
 あらゆる努力によってそれを解決することはできる
、と信じています。

 そんな努力のうち、ささやかな1つではありますが、
 『ヤングテレホン横須賀』が2月からは土・日・祝日もオープンする
 ようになります。


 (2007年1月7日・神奈川新聞より)
07年1月7日神奈川新聞

 これは12月議会の教育経済常任委員会
 青木秀介議員の提案に教育長が応える形で動きだしました。

 『STOP THE いじめ』フォーラムの開催と同じく
 「政治と行政はいじめ問題に全力で対処していくのだ」ということを
 行動で示したものです。

 この『ヤングテレホン横須賀』は
 とても有効な相談機関です。

 あなたのまわりにもしも苦しんでいるこどもがいれば
 どうかこの存在をどんどん教えてあげてください。

 『ヤングテレホン横須賀』の存在を知らせる為に 
 全てのこどもたち(小中高校生)に
 電話番号を記したカードが毎年必ず配られています。

 少年の悲しい死があった昨年10月には
 特別の緊急措置として、このカードを再度配布されました。
 (相談件数も実際に増加しました)

 電話だけではなく、Eメールによる相談も受けています。

 苦しみは、一人きりで抱え込まないでいいんですよ。

 友達や兄弟や家族に言えないことほど
 第三者には相談しやすいことが多いものです。

  どうか、どんどん使ってください。


● 障がいのある人の兄弟・姉妹であること

 障がいのある人の兄弟・姉妹(以下、「きょうだい」)の存在は
 フジノにとって、決して忘れることがない
 とても大切なテーマです。

 フジノの想いをしっかりと伝えていく必要を
 この数週間、改めて痛感しています。

 ・『成年後見制度』を広く知ってもらう活動を続けてきたこと

 ・グループホームの増加をめざしてきたこと

 ・ショートスティをはじめとする家族のレスパイトケアを大切にしてきたこと

 ・障がいに対する偏見と差別とスティグマを解消する普及啓発の推進

 これらをフジノが強くすすめてきたのは全て、
 障がいのある人『本人』の暮らしを守るだけではなく
 障がいのある人の『家族』『きょうだい』の暮らしをも守る為です。

 親亡き後について
 たくさんの親御さんが不安を抱えていると同時に
 きょうだいの方々も強く不安を抱いているのをフジノは理解しています。

 親亡き後も、政治・行政が必ず本人の暮らしを守ります。

 だから、きょうだいのみなさんには
 ご自身の幸せを大切にしてほしい
と切実に願います。

 「安心して。任せて下さい」と胸をはって言えるような
 『福祉のまち、よこすか』を絶対に実現しなければいけない、と
 いつもいつも考えています。必ず実現します。

 ●

 今回はあえて抽象的に書きましたが
 理解してほしい人々には必ず想いが届くと信じて
 このまま掲載します。


● カフェトーク(第59回)でした

 今日はカフェトークでした。
 今回でなんと59回目。

 これだけ続いているのも
 参加者の方々のおかげだと思います。

 毎回わざわざ横浜から参加して下さる方もいらしっゃるし
 つい最近も千葉県の方から「行きます!」というメールを頂いていて
 本当にありがとうございます。感謝です。

 次回はついに60回目。

 会場である『BUENO』さんのご協力も頂いて
 今後はさらに参加しやすい場にしていきたいと思います。

 今日も参加してくれたみなさん、
 本当にありがとうございました。


 


2007年1月8日(月)のフジノ
● 成人式は必要か、フジノの考え方

 今日は、成人式でした。
 新しく成人になったみなさん、おめでとうございます。

成人式会場の様子

 とは言うものの、心理学的に見て
 「この国では、もはや20才は成人ではない」と断言します。

 今の平均的な日本人の
 モラトリアム(大人でもないこどもでもない真ん中の時間)は
 30代の半ばくらいになっているのではないかな、
 と思います。

 もちろん個人差がありますから、
 中学を出た段階で既に大人になっている人もいます。

 ともかく、もはやこの国では20才になったからといって
 精神的に成熟した(成人した)とは『実体的』には言えません。

 けれども、フジノはいつもくりかえし書いていますけれども
 『形式的』『節目』はとても大切だと考えています。

 年が改まっても本当は何も変わりは無いけれども
 それでも『暦』があることは人の気持ちを変えるから素晴らしい、と
 書いたのと全く同じ理由です。

 この国では、20才を
 いろいろな法律の『節目』にしています。

 『投票』に行かれるようになるのも20才、
 『お酒』を飲めるようになるのも20才。

 こういった節目を理解してもらう必要はある。

 だから『節目』を何らかの形で理解してもらう為の儀式
 何らかの形で必要だとフジノは考えています。

 それが成人式な訳です。

 この意味においてだけ、
 成人式は存在する必然性があるのかもしれません。

 ちょっと過去の活動日記を読み返してみたのですが
 3年前からフジノの主張は全く変わりませんね(笑)。

 全く同じ主張(人は20才で成人するのではない)なのですが
 でも、あえて全く同じ理由から、
 成人式はこれからも続けていくべきではないか、と
 少し考え方が変わりました。

 節目を理解してもらうきっかけの『装置としての儀式』なのですね。

 税金を使う必然性は全くありませんが、
 儀式としては存在する意味はあると思いました。


● 今年は昨年以上にうまく運営された成人式でした

 行政の主催する成人式は全国で荒れていますが
 このまちの成人式は、荒れません。

 むしろ、昨年よりも運営方法が
 うまくなったのを感じました。

 これまで午前・午後の『2回』開催だった成人式を
 横須賀市では昨年から『1回限り』の開催に変えました。

 これには深い理由があるのですが、
 ひとことで言うならば、荒れさせない対策です。

 それが成功していると思います。

 去年はその第1回目ということで
 運営方法はまだ合格点ではないな、という感じがありました。

 しかし、今年はかなりうまくいっていたと思います。

 例えば、昨年は横須賀アリーナ(総合体育館)の2階席には
 成人は入ることができませんでした。

 そのせいなのか、外には半分以上の人々があふれていました。

 けれども、今年はアリーナの2階席にも入れるようにして
 外にあふれていた人々の数は、昨年よりもかなり減っていました。



 こういう市の努力によって
 回数を重ねるごとに運営方法はどんどん改善されていきます。

 今後も市が主催していくのかは検討しなおすべきですが
 成人式そのものの運営方法はこの形式を改善していけばうまくいく、
 という点については改めて確信を深めました。


● 『私人』としては、感動しました

 上に書いたのは
 『公人』として『政治家』としての考え方なのですが
 『個人』として『私人』としての想いは、全く別のものでした。

 感動しました。

 まだ似合わないスーツ姿で何とかキメようとしている男のコや
 着物姿でぎこちなく歩いている女のコの姿は
 とてもかわいらしいものがあります(まさに親の気持ちですね)。

 昨年の成人式もそうだったのですが、
 たくさんの『年下の友達』が出席していたのです。

 Yデッキで演説しているフジノに話しかけてくれる
 たくさんの若い人たちが毎年どんどん成人式を迎えていきます。

 そして今年の成人式には、
 かつて中学生だった頃に出会ったコたちが20才を迎えて、
 たくさん出席していました。これもまた感動でした。

20才になった旧友  まだ15才くらいの頃に出会った人々が
 20才になって、成人式に出席している。

 これは純粋に感動しました。

 例えば、左の写真。

 かつて中学生だった彼は
 今では大学生。起業をめざしています。

 本当にとてもこころ強い。

 このまちを、この国を、これから
 背負っていくのは彼ら/彼女らなのです。

 彼ら/彼女らに少しでも良い形で
 このまちを、この国を、引き継いであげたいと切実に思います。

 政治家として、年上の世代として、
 このまちを、この国を、もっと良い方向に変えていきたい。

 新しい世代の為に全力をあげて
 改革を進めていきたい。守るべきものを守りたい。

 改めてそう強く決心させられた
 成人式だったのでした。


● 『はたちになったら選挙へGO!』キャンペーン

 毎年必ず行なっていることなのですが、
 成人の日には
 『はたちになったら選挙へ行こう!』キャンペーンを行なっています。

 新成人に語りかける形で
 街頭演説を行なっていくのです。

 今年は、Yデッキだけの演説にとどめずに
 Yデッキをスタート地点にしてゴールの汐入駅前まで
 少しずつ場所を移動しながら3時間かけて演説してまわりました。

 実際に、統計データをチェックしてみると
 成人を迎えたばかりの20才は投票率が高いのです。

 (残念なことに翌年の21才から投票率はさがっていきます)

 だからこそ、新しく成人したみんなにきちんと伝えていくことは
 とても大切なことだとフジノは信じています。

 新成人のみんな、成人おめでとう。

 成人式の今日は、数年ぶりに再会した友達たちと
 ぜひとも旧交を温めて再会を祝ってください。

 このまちもこの国全体も
 けっこうヘビーな状況になっています。

 財政、子育て、高齢者の福祉、障がいのある方の福祉、
 いろいろなものがぶっ壊れてしまいそうになっています。

 これを在るべき姿に正していく為には
 新しい世代のみんなも一緒になって闘っていく必要があります。

 僕は、新しい世代に期待しています。

 どうか一緒にがんばっていこう!


 


2007年1月7日(日)のフジノ
● つかまってしまった...

 今日は、1月4日に新しくオープンしたカフェ『RRROOM』に
 お茶をちょっと飲みにいきました。

 いいカフェです。コーヒーもおいしいし。
 さあ、戻ってすぐ仕事!

 ...のつもりだったのに(涙)。

 お客さんとしていらしてた市民の方々に
 話しかけられてしまって
 そこから3時間、ひたすらいろいろなお話をうかがいました。

 うあー、明日の成人式では
 新成人のみなさんに向けた『議会活動報告チラシ』を作って
 配りたかったのに...。

 印刷機はフジノ事務所にあるのですが
 事務所の場所が住宅街にあるので
 夜中に印刷機(というか輪転機ですね)をまわすと
 うるさいので、印刷はあきらめました。

 とは言うものの、市民の方々のお話はとても勉強になりました。
 っていうか、3時間も過ぎたのに全く気づかなかった
 フジノのミスですね。

 カフェ『RRROOM』のスタッフのみなさんもごめんなさいね。

 いつもどんなお店にもフジノは
 目立たないようにこっそり行くようにしているのですが
 昨日は何故かうまくいきませんでした。

 いやー、時間はいつもあっという間に消えていく。

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 やっぱり話を聴いてほしい人がいれば
 仕事が山積みでも、真夜中でも、やっぱり聴いてしまうのが
 精神保健福祉士というか臨床心理学を学んできた『性』なのでしょうね。

 それに、

 「フジノくんの実物にやっと会えたよ」

 なんて言われると
 ちょっと感動してしまいますね(笑)。

 忙しくてなかなか雑談の時間は取れないフジノですが
 カフェトークに来ていただけたら、
 のんびりまったりと
 たくさんお話できますからね。ぜひカフェトークに来て下さいませ。

 あさって9日はカフェトーク(第59回目)です。


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