まちの政治家は、こんなことしてます


2009年7月14日(火)のフジノその1
● 自殺にDNAは関係ありません/偏見で遺族を苦しめないでほしい

 おととい12日に、鳩山邦夫さん(衆議院議員)が発言した
 誤解に基づいた自殺に対する発言に対して

 (2009年7月13日(月)・神奈川新聞より引用)

 自殺予防対策を政策のメインとして活動する
 政治家フジノは、正式に抗議いたします。

 鳩山代議士、それは間違った理解です。

 すでに自殺対策基本法が成立してから3年が経ちますが、
 この基本法においても
 閣議決定された自殺総合対策大綱においても

 自殺とは個人の身勝手な死などではなく
 社会的な様々な要因によって追い込まれた末の死である

 と、はっきりと定義されています。

 過去に、自殺を遺伝(家族因)とからめて
 研究をおこなってきた人々は確かにいます。

 しかし、その因果関係は全く証明されていません。

 自殺に関するあらゆる研究を文献・論文で追いかけてきましたが
 2009年現在、自殺とDNAが関係しているという科学的な証明は
 ありません。

 鳩山代議士、どうかその認識が誤ったものであることを知って下さい。

 自殺によって大切な方を失ったご遺族は
 わが国では様々な偏見にさらされるなどの大きなストレスから

 ご遺族までもがハイリスクな状況になってしまい、
 最悪の場合には、自殺へと追い込まれていきます。

 けれども、ご遺族が自殺に追い込まれるのは
 わが国の自殺対策において
 遺族ケアがまだ全く確立されておらず、不十分だから
です。

 政治・行政が遺族ケアをしっかりとした制度で確立すると共に
 自死遺族のわかちあいの会が全国に広がることこそ

 遺族をも自殺に追い込んでしまう
 わが国の悲惨な現状を変えていくことができる方法です。

 そうした政治・行政の努力が不十分な現状の、
 表面的な現象(ご遺族も自殺へと追い込まれていること)をもって

 「自殺はDNAに関係する」といった
 誤解にもとづいた発言をなさることは、大きな問題です。

 鳩山代議士、どうかご認識を改めていただき、
 友愛の精神にのっとって、
 この国の自殺を減らす為に一緒に力を貸して下さい。

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 今日、『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』としても
 正式な抗議文書を出すべきではないかと提案しました。

 フジノたちの有志の会は、あくまでも超党派の会であって、
 政局的な意味合いは全くありません。

 発言をした方がどの政党に所属しているとしても
 国民の代表である国会議員の発言内容として不適切です。

 市民のみなさま、自殺とDNAは全く関係ありません。
 どうか正確な情報を知っていて下さい。



2009年7月13日(月)のフジノその2
● 『リカバリー全国フォーラム2009』はついに来月、開催です!

 今夜は、『リカバリー全国フォーラム2009』の企画委員会でした。

 市長選挙があまりにも忙しかったので
 いったんフジノは
 この企画委員メンバーを外してもらっていたのですが

 やっぱりフジノにとってどうしても大切なイベントなので
 企画委員に今日から復活させていただきました!

 今夜のミーティングは、東京駅八重洲口から徒歩5分ほどの会議室です。

 メンバーも増えて、わが国の精神保健医療福祉界の
 素晴らしいメンバーがそろいました。



 ほとんど全てのプログラムが完成しました。
 後は、分科会の細かい企画内容を決めていく作業です。

 (チラシも完全版ができあがりました)

 フジノ自身も分科会を1つ任されているので、
 今月はこの分科会の為に全力を尽くします!

 さて、本番に向けたミーティングも、ラスト2回となりました。
 次回のミーティングは、会場となる日本社会事業大学で行ないます。

 実際の会場で、人の流れや会場の移動時間などを
 スタッフみんなで確認していくという作業を行なうのですね。

 これから必ず『リカバリーフォーラム』は
 何十年と続いていく大きなイベントへと成長していきます。

 その記念すべき第1回を、全力でがんばります!

 この『リカバリー全国フォーラム2009』は
 すでに参加を募集しはじめております。

 (申込み用紙をかねたプログラムはこちらをご覧下さい)

 ぜひ全国からみなさまご参加くださいませ!


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 企画運営委員ミーティング終了後、
 広田和子さんに誘われて、委員メンバーの一部で懇親会へ。

 WRAPファシリテーターの増川ねてるさんをはじめ、
 NPO地域精神保健福祉機構(コンボ)の桶谷さん

 フジノがリスペクトする
 精神保健福祉の同志のみなさまです!



 今日のフジノはコーラで乾杯しましたが、
 無事に『リカバリー全国フォーラム2009』が成功したら

 うちあげの時には
 みんなでお祝いのお酒を飲みたいですね。

 フジノも本当にがんばらなければ!



2009年7月13日(月)のフジノその1
● ディスレクシア、「僕は字が読めない」

 フジノの友達の友達である南雲明彦さんの本が
 8月26日に出版されることになりましたのでご紹介します。

 『僕は、字が読めない』(小菅宏著、集英社)

 です。


 南雲さんは、読字障がい(ディスレクシア)という
 学習障がい(LD)の一種があります。

 ハリウッドスターのトム・クルーズも
 ディスレクシアと言われていますよね。

 すでに様々な新聞の特集などマスメディアで
 南雲さんのこれまでについては報道されてきましたので
 ご存知の方も多いかもしれません。

 フジノもぜひ読んでみたいと思います。
 みなさまもぜひどうぞ!



2009年7月12日(日)のフジノその2
● RICE&BEE−DOG、2周年おめでとうございます!

 野比・長沢に僕の大好きなカフェ&洋服屋さんがあります。
 シーサイドキッチン『RICE』&『BEE−DOG』という名前です。

 自宅に帰るのがイヤになると寝袋を持っていって
 朝まで砂浜で波の音を聴きながらひとりで過ごしていたくらいに
 もともと野比海岸が大好きなフジノですが

 この『RICE』&『BEE−DOG』がオープンしてから、
 ますます大好きになったものです。



 YRP野比駅から歩いて10分ほどの
 海沿いの道路、かつて『瀧口食堂』があったその場所に
 現在『RICE』&『BEE−DOG』はあります。

 お店の中の詳しい様子や、
 素晴らしい海の景色に溶け込むようなウッドデッキの様子は
 昨年の1周年をお祝いした時のこちらのページをご覧下さいませ。

 あれから早くも1年が経ちました。
 そうなんです、2周年なのです。

 2周年、本当におめでとうございます!


 昨年も書きましたが、このまちで商売を続けていくのは本当に大変です。

 さらに昨年から未曾有の経済危機に突入した日本全体の
 消費の冷え込みがすさまじい中で
 飲食店が生き残っていくことは
 本当に大変なご苦労があったことと思います。

 若い人が一生懸命に努力して経営を続けていくことを
 フジノはこころから応援していきたいのです。本当におめでとうございます。



 今年もお祝いの花がたくさんたくさん届きました。

 『RICE/BEE−DOG』の経営者であると同時に
 僕がこころからリスペクトしている流木アートのアーティストである
 TSUYOSHIくんです。
    ↓
 TSUYOSHIくんと
 フジノ。

 2004年11月に初めて彼の作品を見てから
 その作品にこころを打たれてしまいました。

 単なるいちファンでしかなかった僕は
 その後、本当にラッキーなことに
 2006年には一緒にイベントをやらせてもらいました。

 今では本当に大好きな同世代の仲間、
 同じ想いを持つ素晴らしい友達です。

 この場所にいる時だけは、本当に僕はこころを許せる気がします。

 TSUYOSHIくんは本当に優しい人で、
 この場所に僕がいる時だけは個人としての僕を尊重してくれて

 例えば、政治家フジノだと気づいて話しかけてくる人がいると

 「おれの友達を政治家あつかいするな!」

 と怒ってくれます。本当にうれしいです。

 特に、市長選挙から日が経っていない今、
 プライベートの時間が全く存在せずに
 どこに行っても知らない人々から話しかけられて
 どこに行っても市長代理みたく様々な陳情を聴かされるのですが

 今日ここで過ごした3時間だけは
 完全に外部から守られた僕の本物のプライベートな時間でした。



 ごはんもおいしくて、海も美しくて、
 集う人たちもみんな温かくて優しい、そんな素敵なお店です。

 2周年もあくまでも通過点、
 ずっとずっとこの素敵なお店が続いていきますように!



2009年7月12日(日)のフジノその1
● 教育委員会のがんばりに拍手!/運用開始を1ヶ月前倒しへ

 6月議会でフジノの所属する教育経済常任委員会(6月12日)で

 こどもたちを支援する為の
 新たな取り組みの報告が教育委員会からありました。

 『児童・生徒支援のための学校と警察との相互連携に係る協定』

 という新たな協定を、
 神奈川県警と教育委員会が結ぶことによって

 学校と警察とのあいだでの情報のやりとりが
 よりスムーズにできるようになるのです。

 こどもたちが事件や事故に巻き込まれた時に、

 また逆に
 こどもたちが事件や事故を起こしてしまった時に

 これまではなかなか個人情報保護のしばりがあった為に
 本当に必要な情報さえもが
 学校と警察の間でやりとりできないということがありました。

 今回の協定によって、こうした問題点が解決されることで
 こどもたちをよりしっかりとサポートすることができるようになるのですね。

 この協定は7月10日に締結されたのですが
 実際にスタートするのは、9月1日からと報告がありました。

 しかし、こどもたちを守る為には
 なんといっても夏休みが重要な時期となります。
 この制度も夏休み前からスタートできることが最も望ましいはずです。

 そこで、6月12日の教育経済常任委員会で
 フジノは教育委員会に対して、こんな提案をしました。


 (2009年6月議会・教育経済常任委員会での質疑)






 児童・生徒支援のための
 学校と警察との相互連携制度についての
 日程についてです。

 今後の予定としては7月10日に協定を締結して
 9月1日から制度の運用を開始するということですが

 この日程もかなり詰めた上で決まったものとは思うのですが

 夏休み前にこの運用をスタートするというのは
 難しいのでしょうか。











 正直申し上げますと、
 私どもも夏休み前に運用を開始したかったというのは
 想いとしてはございました。

 個人情報保護運営審査会からの答申が4月24日ということで

 そういった中では
 保護者の方、あるいは教員の方にも周知をして、
 制度をご理解いただく期間がどうしても必要だろうということで

 それをとるためにやむを得ず
 9月1日(に運用を開始する)ということで、

 ただ、9月1日(スタート)であっても夏休みに起きた事柄について
 後からになりますが情報を得られることはできるかなと
 考えておりますので

 そういった形で進めていきたいと考えております。









 (常日頃こどもたちのことを真剣に考えている)教育委員会ですから、
 当然、夏休み前にというのは想定しておられたと思うのです。

 仮に、その準備・周知がうまくいけば、
 できれば9月1日よりも
 前倒しでの運用開始というのをお願いしたいと思うのですが

 それは事実上、難しい形になりますか。











 藤野委員がおっしゃっていることはよく分かります。

 どこまで検討できるか、
 ちょっと今のところではお答えできませんが

 できれば確かに夏休み前にそういったものがあるということは
 もちろん私どももそういったことを念頭に置きながら
 準備は進めていたわけでありますが、

 ここに至ってしまったという申し訳ない部分があるわけですので、
 検討できるところは検討していきたいと思っております。




 生涯学習部長も学校教育課長も共に
 できるならば前倒しをしたいのだという想いが答弁から
 はっきり強く感じられました。

 そして、この委員会質疑から1ヶ月が経って、
 実際に協定を締結することとなった、おととい10日のことです。

 教育委員会から素晴らしい連絡がありました。


 この運用開始を1ヶ月も前倒しすることが決定したのです。


 これはまさに教育委員会のみなさまの
 がんばりによって実現した、素晴らしい快挙です!


 (下の画像:生涯学習部長からの報告です)



 フジノたち市議会議員は
 こうやって委員会質疑をとおして『提案』はしますが

 実際の『交渉』や『調整』を粘り強く行なってくれるのは
 市職員の方々です。

 今回の協定で言うならば、教育委員会のみなさんが
 神奈川県警や各学校との交渉・調整を粘り強く行なってくれたおかげで

 運用スタートを1ヶ月間も早くすることができました。
 教育委員会のがんばりに、本当に拍手です!



2009年7月11日(土)のフジノその2
● 新市長、大人気の花火大会!(もうシャッター係はイヤだ、の巻)

 毎年夏の1番最初に行われる花火大会として
 大好きな久里浜ペリー祭『花火大会』が開催されました。

 この久里浜花火大会が大好きなもう1つの目的は
 先輩のお宅でBBQ大会が開かれていたからなのですね。

 年1回しか会えないみんなと
 再会できるのがうれしくてうれしくて、皆勤賞で参加していました。

 でも、残念ながらその先輩が引っ越してしまって
 BBQ大会が無くなってしまってからは、モチベーションダウン...。

 「今年は行くのやめようかなあ...」

 と思っていたのです。

 けれども、市長に当選した数日後の雄人(吉田雄人・新市長)
 雑談をしていた時に、雄人がこう言いました。

 「フジノさんって久里浜花火大会に行きますか?」

 「うん、大好きだから毎年行ってるよ」

 「久里浜花火大会の後って、いつもすごい量のゴミが出て
  消防団のみなさんがボランティアでそうじをしてくれていますよね」

 「うん、あのゴミの量は半端じゃない。
  そういえば、雄人は久里浜海岸を定期的にそうじしてたよね」

 「そうなんです。だからという訳じゃないのですが
  花火大会の後、今年はそうじを手伝おうかなと思ってるんです」

 すごい!
 市長みずから先頭に立ってそうじをするなんて!

 これを聴いてからフジノは
 とてもうれしくてモチベーション超アップ。

 今年の久里浜花火大会は絶対に行って、
 終了後は新市長と一緒にそうじするのだ!と決めていました。

 ●

 花火大会が始まって、とても美しい花火が打ち上げられました。



 花火の休憩時間に雄人に合流しようと思って
 電話をかけてみると

 「花火大会後のそうじへの参加は、
  警備の関係上どうしてもムリになってしまいました」

 と、悲しそうな声が...。

 これは励まさなければと思って、
 雄人のいる観覧席へ向かいました。

 ああ、そうだ!観覧席のことで
 インターネットでくだらない書き込みを見つけたので反論します。

 今日のこの久里浜花火大会、
 雄人は確かに有料観覧席に座っていましたけれど

 『無料ご招待』なんかじゃなくて
 私費で1500円×2枚を払っています。

 市長の権力を使って無料で良い席をとった、とか
 そういうウソをインターネットに書くのはやめてください。

 もちろんフジノも自分のお金を払って
 有料観覧席へ行きました。



 それはそうと...。

 そうじに参加できなくて落ち込んでいる雄人を
 励まそうなんて思った僕がバカでした。

 雄人の隣の席に座って、花火を観ながら雑談をしていたら

 「市長さんですよね?一緒に写真を撮って下さい」

 と、かわいい赤ちゃんづれのお母さんがいらっしゃいました。

 雄人のおこさんと同い年くらいのかわいい赤ちゃんでした。
 僕がカメラをあずかって、シャッターを押しました。



 若いお母さんはとても喜んで下さって
 僕もとてもうれしくなりました。

 雄人はそのお母さんと子育て談義をしていたのですが

 なんと、雄人新市長との記念撮影がOKだと気づいた市民の方々が
 続々とフジノにカメラを渡して、
 撮影待ちの列ができているじゃないですか!

 「すみません、私たちも一緒に撮影してくださいませんか?」

 「すみません、私も...」

 雄人よ、もうおれは絶対に
 花火大会で雄人の隣の席には座らないことにする(涙)

 新市長、すさまじく人気者でした...。

 勝手連で応援した雄人が人気者なのは
 ものすごくうれしいけれども、

 おれだって一応は政治家なのに、
 誰にも気づかれずにずっとシャッター係ってさみしいもんだよ〜。

 そんな風にグチりながらも、とにかくシャッターを押しまくって
 無事に花火大会(記念撮影会?)も終わりました。

 (実は1組のご家族だけ、フジノ&雄人での撮影を希望、
  ということで僕も混ざってみんなで撮影しました。
  やっとフジノに気づいてもらえて本当にうれしそうな
  下の写真の僕の顔を見て下さいな。我ながら本当にうれしそう!)



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 帰り道、僕はバイクに乗りながら
 雄人のことを思いかえしていました。

 警備のことを考えたら、以前みたく
 みんなで自由に海岸清掃するのとかできないのかな、とか

 今夜はせっかくゆっくり花火を見ていたのに、
 雄人はもう公人だから、
 記念撮影を求められたら絶対に断れないよなあ、とか

 彼のプライベートの時間が
 ほとんど存在しえなくなってしまったことについてでした。

 選挙の前、雄人はプライベートが無くなってしまうことも
 子育てまっただなかの2人のこどもたちと過ごす時間も少なくなることも
 「覚悟はできています」と言いました。

 でも、雄人も僕も政治家だけど
 学生の頃からお互いに本を読んだり映画を観るのが大好きなタイプで

 政治家になる前も、なってからも、
 僕たち2人がふだん半年に1回くらい時間が取れた時って
 本や映画の話ばっかりしていたものです。

 けれども、もう市長になった今、
 そういう時間を雄人は
 ほとんど取れなくなってしまうのだと思います。

 いち市議会議員でしかないフジノでさえ、
 ここ数年間、1度も旅行に出かけたことさえない忙しさだし

 それが市長になってしまった雄人は、
 本当に大変なんだろうと改めて感じました。

 42万人の市民のみなさまの、いのちと暮らしを守るリーダー。

 雄人、どうかリラックスでファイトだ。
 そして、いつもスマイルで。

 市民のみなさまはいつも雄人のことを応援しているよ。

 激務の日々はまさに始まったばかり。
 たくさんの困難が待ち構えているとしても、みんなでがんばっていこう。


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