まちの政治家は、こんなことしてます


2010年11月17日(水)のフジノその1
● たん吸引等のいのちを守る行為を一刻も早く実施させる為に

 今日は朝から霞が関へ。

 文部科学省と金融庁のすぐ隣にある
 霞が関ビルへ行きました。

 『第5回・介護職員等によるたんの吸引等の実施の為の
  制度の在り方に関する検討会』


 という、恐ろしく長い名前の会議を傍聴する為です。



 こんな名前の会議に関心がある人が
 フジノ以外に果たして横須賀にいるのだろうかと
 ある日、ふと思ったことがありました。

 でも、いました。
 いてくれました。

 重症心身障がいのある方々の為の『ゆう』などを運営している
 『社会福祉法人みなと舎』の飯野施設長です。

 先日、横浜・みなとみらいで開催された
 自殺問題研究会のシンポジウムの帰りに横須賀まで
 電車で一緒に戻ったのですが

 その時、この会議について2人で30分近くお話ししました。
 本当にうれしかったです。

 何故ならば、たん吸引をはじめとする
 生きていく為に必要ないくつもの当たり前のことが

 『医療行為』という法律のバリアによって
 縛られてしまっているのです。

 このバリアを打ち破ることが
 フジノの父をはじめとする
 たくさんの高齢の方々を病院から解放してくれるのです。

 介護・福祉に携わる多くの方々が
 目の前で苦しむ人々の生活をサポートする仕事を
 安心してできるようにもなります。

 こんなふつうの大切なテーマが
 専門家にしか分からない難しい言葉で分かりづらく語られています。
 誰も関心を持たないようにわざとしているのではないかと感じさえします。

 そんな現状の中で、この間違ったバリアを打ち破る為に
 同じ想いで活動して下さっている方々が
 同じこのまちにいてくれたということが
 フジノには
 本当にうれしかったのです。

 (飯野施設長、ありがとうございます!)



 すごく単純なことなのです。

 例えば、フジノの父は植物状態なので
 のどにつまった『たん』を自分で吐き出すことができません。

 元気な人ならばのどに『たん』が詰まれば、
 自然に咳が出て、それをのどから押し出します。

 でも、マヒなどによって
 それが自分ではできない人がたくさんいます。

 そこで、ストローみたいな器具を鼻や口からのどに差し込んで
 外に吸い出す必要があります。

 これを『たん吸引』と呼んでいます。

 このたん吸引は、法律によって
 行なうことが可能な人々が限られています。

 『医療行為』という縛りが法律でかけられて
 医師や看護師など(あるいは特別な要件のもとでの一部の人)にしか
 許されていないのです。

 のどの奥というのは繊細な部位ですから
 そこにストローみたいな管を入れて
 たんをかきだす時には
 出血やショックによる急変なども起こることがあります。

 だから、ドクターなどのバックアップが必要なのは当然です。
 でも、だからといって、ドクターだけにしかできないことではありません。

 それが法律のきまりで禁止されているのです。

 だから、目の前で苦しんでいる人がいるとしても
 たん吸引をやれば、法律違反です。

 このデメリットはいくつもあります。

 例えば、たん吸引が必要な高齢の方々は
 特別養護老人ホームに入所することはまず不可能です。

 何故なら、介護職員の方々にはたん吸引が許されていないので
 たん吸引が必要な高齢の方々を入所させることができないからです。

 介護が必要な人ほど地域で暮らせるようにサポートするのが
 介護保険制度のスタートだったはずなのですが

 現実は全く逆になっています。

 だからフジノの父は
 いくら待機しても特別養護老人ホームには入れません。

 それでは自宅で介護しきれるかといえば
 たん吸引をする為の器具や
 医療関係の方々の訪問を毎日お願いして
 使うことができる介護保険の上限をあっというまに超えてしまい、
 超えた部分を全額自己負担するなんて
 とても支払いきれません。

 お金が支払えないからといって自分でやるとしても
 24時間、フジノが父のそばにいて介護することは不可能です。

 今、フジノの父のような人を受け入れてくれるのは
 現実的に、療養病床だけになっています。

 (しかも、この療養病床を小泉元総理は廃止することにしました)

 こんなめちゃくちゃな現実が
 今すでに起こっています。

 これを変えなければいけないのです。



 それが今日、フジノが行ってきた会議です。
 (ぜひこちらの資料をご覧ください)

 いまだ議論は難航しています。

 けれども、2年後までに
 実施可能にするというスケジュールが立てられて

 その実現に向けて
 あらゆる方々が奮闘しています。

 フジノもこの実現に向けて
 できることを全て行なっていこうとしています。

 こうして会議に毎回出て、
 その内容をお伝えするのもその活動の1つです。

 例え、フジノの父がこのまちで再び暮らすことができなくても
 2年後では間に合わないとしても、
 それでも絶対に実現させねばならないのです。

 いのちを救う。

 職種間のしがらみや
 時代の変化に対応していない法律によって
 最も大切ないのちを守るということができないなんて
 間違いです。

 法律や制度は、変化していく現実にあわせて
 変えていかなければならないのです。

 いのちを守る。

 その最も当たり前で大切なことを
 もう1度、取り戻すのです。



2010年11月16日(火)のフジノ
● 署名活動を始めました!(ラスト5日間)

 「もう2度と街頭演説はしない」と
 ずっと言い続けてきたのですが、あえて撤回します。

 今日からフジノは署名活動をスタートしました。
 どうしてもすぐに始めなければならない理由があったからです。

 5日間限定の署名活動です。



 観音崎にある『青少年の村』
 フジノは今年も2回行きましたが、

 とても安く泊まれて、自然も豊かで、
 多くの人々に愛されている県立のキャンプ施設です。

 それなのに、神奈川県は財政難を理由に
 来年3月で『廃止』しようとしています。

 こんな突然のことに、立ちあがった市民の方々がいました。

 カフェトークの会場としていつもお世話になっている
 カフェ『RRROOM』の店長・コウジさんです。

 先日11月3日にはここで『焚火の村祭り』を開催すると共に
 存続をめざしての署名活動をスタートしました。



 そのコウジさんが昨日15日、横須賀市のこども育成部を訪れて
 神奈川県と存続に向けて交渉するように協力を求めました。

 こども育成部は、とても友好的な対応でした。

 そもそも1年間の利用者数は、約1万5000人にものぼります。
 夏休みには毎年予約でいっぱいという愛されている場所です。

 その半数は、横須賀・三浦の市民の方々ですが
 残りの半数は三浦半島の外からのお客さまなのですね。

 豊かな自然を都心からすぐの場所で体験できる
 こどもたちの為にも大切な施設です。

 ですから横須賀市としても
 このキャンプ場を存続したいという想いは同じなのです。

 しかし、神奈川県の『廃止』への動きは
 どうも予想以上にハイペースで動いている、との情報がありました。

 本来ならば、来年の3月末までに
 廃止か存続かの結論を出すという話をフジノは聴いていましたが

 なんと、すでに来年3月末で『廃止』する方向で
 県議会にもこの12月議会で報告するというのです。

 これでは横須賀市が神奈川県と交渉する時間さえ
 もうほとんど残されていません。



 このキャンプ場の存続も含めたことが話し合われる
 神奈川県の会議が25日に開かれるのですが

 その会議には、横須賀市の担当者も出席するとのことです。

 そこで、コウジさんたちは
 急きょ来週22日に横須賀市長に署名を提出することにしました。

 吉田市長をはじめとする横須賀市は
 市民のみなさまの想いのつまった署名を持って
 神奈川県との交渉に乗り出してほしい、ということです。



 署名を集める為の、時間がありません。
 すぐにでもコウジさんたちは署名集めに走り回りたかったのです。

 けれども当然のことながら、
 市民のみなさまと同じく、生活があります。

 コウジさんもカフェを経営していますから
 残された数日間とはいえども、
 カフェを休んで署名活動をする訳にはいきません。

 だから、フジノが残り5日間、署名活動をすることにしました。

 想いを同じくする市民の方々が困っている時に
 かわりに立ちあがることも政治家の仕事だと信じています。

 だから、この5日間、市内のどこかの路上に立って
 市民のみなさまに署名をお願いしてまわります。

 今日は、1時間半で30名の方に署名を頂きました。
 少ないと感じる方もいるかもしれません。

 けれども、県による廃止の情報そのものが全く伝えられていない中、
 市民のみなさまに1つずつ丁寧に情報をお伝えして
 共感して頂いて初めて署名にたどりつくのですね。

 フジノは、数よりも何よりも
 想いの強さが大切だと信じています。

 今日は、1人の市民の方(さらさん!)が
 ツイッターでのフジノの呼びかけに応えて
 ボランティアに来て下さいました。

 こういう想いの強さをフジノは強く求めています。

 神奈川県の廃止の方向性を
 市民のみなさまの強い想いで吹き飛ばしていきましょう!

 ラスト5日間、路上でお騒がせしますが
 どうかみなさま、力を貸して下さいね。よろしくお願いします!



2010年11月13日(土)のフジノその2
● 横須賀の夜を彩るガス灯が点灯されました

 今夜から横須賀中央にイルミネーションが点灯されました。
 Yデッキの前の大きなクリスマスツリーと、三笠通りの前にあるガス灯です。

 フジノは『ガス灯』の点灯式に
 偶然通りがかった友達とともに立ち会いました。



 1989年に東京ガスがこのガス灯を神奈川県に寄贈しました。
 それ以降、地元の商店街が管理しています。

 塩害があって、2000年から点灯を中止していましたが
 横須賀市の市政100周年を祝って、2007年11月から再び点灯されるようになりました。



 三浦藤沢銀行本店前の点灯式会場は
 スカリンも現れて、通行している方々も立ち止まってくれました。



 そして、吉田市長が登場して、あいさつ。
 カウントダウンと共にガス灯が点りました。



 まわりの街灯を消す訳でも無く
 ガス灯だけが目立つということはありませんので

 ここにガス灯があるのだと言われなければ、
 ほとんどの方が気づかないままに通り過ぎてしまう感じ。

 でも、日本全国で見ても
 ガス灯を今も点灯しているところって、とても少ないそうです。



 三笠通りのそばを通りがかったら
 さいか屋の真正面で上を見上げてみて下さいね。

 横須賀の冬の風物がそこにありますから。



2010年11月13日(土)のフジノその1
● 横須賀ダウン症児者の会つくしの会・学習会へ

 今日は午後から、汐入の産業交流プラザへ。
 『横須賀ダウン症児者の会つくしの会』の学習会へ行きました。

 財団法人・日本ダウン症協会の理事である
 長谷川知子さん(臨床遺伝専門医)が講師をつとめて

 『わかってほしい!からだのこと、こころのこと』

 というタイトルで講演が行なわれました。

 会場は満員で、講演の後の質疑応答も熱気がありました。
 参加者のほとんどは母親の立場の方々でしたが
 学校の先生方も多くいらしていたのが
 とても印象的でした。



 ダウン症候群について正しい情報を学ぶことで、

 周囲の人々にとっては
 より良い関わり方を知ってもらう、

 ご本人には
 自らが人生の主人公であることを知ってもらう、

 そして、お互いに人生をより豊かに生きていくことができるようになろう

 というのが、講演のテーマでした。

 「この子はダウン症(ダウン症候群)だから〜である」

 と決めつけてしまうことで
 その人の可能性をせばめてしまうことがたくさんあります。

 例えば、「ダウン症候群のあるこどもは可愛らしいから」と
 実際の年齢以下に扱われて、
 必要以上に手をかけられていることがあります。

 そうやっていつまでもこども扱いされて過保護にされていることで、
 親からの自立を望む気持ちが生まれてこなかったり、
 自分探しをはじめる思春期にあっても
 変化が芽生えなかったりすることもあります。

 何かの行動が問題無くできて「良くできたね!」と褒められても
 実際にはその行動の意味を理解していないまま、
 表面的に覚えこんだり教え込まされていることもあります。

 ダウン症候群があろうと無かろうとカンケーなく、
 こどもたちはそれぞれの発育のペースの違いはあっても

 自分と他の人々との共通点と違いとに気づきながら
 自己主張をして、ぶつかりあって、
 失敗をしてそこから学んで、強調して、

 そうしたことの繰り返しの中で、状況を判断しながら
 自分をコントロールする力を学んでいって
 他の人々の想いや行動や、世の中の物事を、
 どうやって受け入れていくかを学んでいくものですよね。

 その為に最も大切なことは、
 バランスのとれた発達ができるように手助けをすることだ、と
 講師の長谷川さんは述べていました。

 長谷川さんの言葉の1つ1つに
 参加者の方々は大きくうなずいていました。


  「障がいの無いこどもでも最近はよく見られることですが、
   障がいがあると、
   特に親や周囲の人の手が届きすぎて

   一度は望んだ自立も気づかれないまま、
   独りで考えて判断して方向付けをしていく力が
   育っていないことが多いです。

   自立とは、全て独りでやる過剰な自助努力とは違います。

   完全な人間はいないのだから、
   できないことは誰でも他人に相談すべきことであって

   相談する人を
   的確に選択する力も自立に含まれる。

   乳児期から幼児期に入る頃に
   自立への道は始まる。

   離乳食を食べさせることそのものではなく、
   「自分の口で食べたい」という気持ちに添って適切に援助することが
   自立への第一歩です。

   その頃から、手伝われながらも自分で身の回りのことをして
   身辺の自立に向かいます。

   この発達の時期を見逃すと
   「やってもらった方が楽」という知恵も出て、自立を阻みます。

   それなのに親は「まだできない」と思って手を出してしまう...
   これは第三者が指摘しないと親が自覚するのは容易ではありません」


 うーん。

 親御さんだけではなくて、福祉にかかわる全ての人々が
 パターナリズムに陥らないようにすることが大切ですけれども
 実際には、なかなか難しいのですよね〜。

 長谷川さんの講演、その後の会場の方々との質疑応答、
 2時間半の学習会はとても勉強になりました。

 ありがとうございました。

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 11月4日におこなわれた
 障害者施策検討連絡会と市議会議員との意見交換会の場

 「つくしの会がこういう活動をしていることを知って下さい」

 「生涯をつうじた切れ目の無い支援について理解して下さい」

 と、今日の学習会のお知らせを頂きました。



 そこで今日の学習会は
 誘っていただいたので喜んでお邪魔したのですが

 つくしの会の方に

 「忙しいフジノさんが
  本当に来てくれるとは思いませんでした」

 と言われて、ショック!

 どうも最近フジノは
 『ものすごく忙しい人間』と思われているみたい...。

 ここしばらくいろんな方から
 やけにこんな感じで言われるんですよね。

 当選同期の同僚議員からも『大先生扱い』されたりして、悲しいです。
 無意識にフジノは忙しそうにふるまっているのかなあ。

 確かにフジノは、体調のことや精神的なこともあって
 3月末から1日の仕事量を減らしていて
 以前よりもスケジュールを絞って仕事しています。

 でも、複数の用事がバッティングしてさえいなければ
 フジノの政策に関わりのある事柄には必ず参加しています。

 生の声をうかがうことができる機会は
 本当にとても大切なので、必ずお邪魔して学ばせていただいています。

 このホームページを読んでいるあなたも
 ぜひお気軽に声をかけてくださいね。



2010年11月9日(火)のフジノその2
● おいしいもの・いいものをお届けしてます/毎年恒例のふれあい作品展@ダイエー

 今年も買い物に行ってきました!

 35回目となった『横須賀・三浦地区障がい児者ふれあい作品展』
 汐入・ダイエー2階のふきぬけ(センターモールというそうです)でスタートしました!

 これまでこのイベントは
 『障害児・者』という表記でしたが

 今回から『障がい児者』に
 変更になりましたね!

 法的な表記の変更を訴えてきた
 フジノとしては感謝です。

 ささやかなことと思う方も
 いらっしゃるでしょうけれど

 実は、とても大切なことですよね。

 三浦半島で暮らす、障がいのある方々のアートが展示されています。
 今日から12日の金曜日まで4日間の開催です。

 フジノとしては、

 「土日のどちらか1日だけで良いから
  繁忙日にも重ねさせてほしい」

 というのが願いだったのですが、CSRに熱心なダイエーとしても
 この不況下では難しかったようです。

 それでもこれだけ人通りが多いショッピングモールで
 賃借料を限りなく安く場所を貸してくれているのは本当にありがたいことです。
 ダイエーには本当に毎年感謝してます!



 さて、この作品展ではアートの展示と共に
 地域作業所や福祉施設でつくられた商品が売られています。

 もちろん作品も観ることは観るのですが
 フジノは「花より団子」派なので、毎年この販売が楽しみです!



 特に、クリスマス前ということもあって
 クリスマスカンケーの商品のコーナーができるのですが
 安くて良い商品が多いので、毎年これを目当てに買い物に行っています。



 そして今年もクリスマスリースを2つゲットしました。
 自宅用と事務所用、赤いリースと青いリースを買いました。



 さらに上の画像のミニツリー、アイディアが素敵で
 かつ、安いので、即効で『買い』でした。

 まつぼっくりと、コーヒーに入れるミルクの容器ですよね!



 これも可愛くてかつ安くて、買いました。



 猫好きにはたまりません。

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 他にもたくさんあるのですが
 フジノがさらに好きな『消え物』に移ります。

 消え物というのは、演劇・映画などでつかう用語で
 食べたら消えてなくなるものなので、食べ物のことを指しています。

 毎年書いていることですが、
 地域作業所の生産・販売している『消え物』って、おいしくて、安い。

 ラムケーキ、マドレーヌ、クッキーをはじめ、
 おいしいお菓子がいろいろな種類があるのですね。



 市内のスーパーで販売されていたり、
 カフェにも卸されていますから、おいしさは既に証明済み。

 (例えば、『アトリエ夢喰虫』のラムケーキなんて
  すごくおいしいのに食べたい時に身近なところで食べられないのが
  残念だったフジノは、カフェRRROOMさんにお願いして
  置いてもらったりもしたくらいです)

 しかも、安い!

 本当は、もっと値段をあげるべきなのですよね。
 労働に見合った利益をとるべきなのですから。

 でも、安いのです。

 それならば、このデフレの時代、
 甘いモノが大好きなフジノは喜んで買わせてもらうだけ。

 寒い季節ですから自宅で温かいコーヒーを入れて
 こうして買った『消え物』をぽりぽり食べていると
 かなりハッピーになります。

 さて、フジノの今年のおすすめは
 次の3つです!

 第1位は、ダントツで『ごぼう入りかりんとう』です。

 新商品だそうです。
 フジノはかりんとうの甘みってニガテだと思ってたのですが
 試食させてもらったら止まらなくて、2袋も買ってしまいました(苦笑)



 第2位は、『ごぼう入りクラッカー』です!

 これ、実は『かりんとう』を開発する中で
 偶然に生み出されたそうです。

 でも、和風の甘みよりも洋風の塩味系のスナック好きには
 むしろこちらの方がおススメかもしれません。

 途中まで工程が同じで、味付けが異なるのだそうです。
 うれしい副産物でした。



 そして、第3位ではなくて、同じく第2位は
 『かぼちゃのぽっきー』です!

 ふだん、かぼちゃの甘みがすごく好きなのですが
 お菓子になってもその自然の甘さがいい感じに出ています。

 これは、『横須賀おみやげコンテスト』に出したほうがいいです。
 素晴らしい出来です。



 たぶんですね、このホームページを読んでくれている方々の中にも

 「障がいのある方々の作業所の食べ物とか商品って
  内職みたいだったり、趣味の延長みたいなものなんじゃないの?」

 というイメージの方がいると思うのです。

 でも、今は変わりました。

 障がいのある方々がつくった、とかあえて銘打つ必要は
 もはや感じないクオリティの高さに全国的になってきました。

 今のマーケットになかなかのってこないのは
 障がい福祉カンケーの方々の販路拡大が得意ではないだけのことなのです。

 だから、バザーとか特別な機会にしか売れていないだけなのです。

 そんな状況はかなり変わりつつありまして
 例えば、民間企業のフェリシモはNPOと連携して
 こんなふうに販売もしています。

 おいしくて、安い。
 質が高くて、安い。

 これが今の作業所の商品の特徴になっています。

 中には、こんなものを売って誰が買うのだろうかと
 確かに首をかしげたくなるような商品もあります。

 けれどもそれもマーケティングが
 不得意な福祉カンケー職員の企画ミスなだけなのですよね。

 おいしくて、安い。質が高くて、安い。 
 だったら試してみよう、という姿勢がおトクだと思います。

 ぜひぜひ!

 せっかくの機会なので、ダイエーに行ってみて下さいね。
 そして、ダマされたと思って、ぱくぱくとお菓子を食べてみて下さいませ!

 きっと得した気持ちになれるはずですよー!

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 (後日談その1)

 これは毎年僕個人の楽しみとして買い物に行っているので
 ふだん着で今日も買い物に行って
 最後まで誰にも気づかれないままだと思ったら

 『公郷かりがね作業所』所長の五位さんが
 なんと今年もフジノを発見して、声をかけてくれました!すごいなぁ。

 (左から、フジノ、五位所長、ともしびショップマリンのやべっち)


 (後日談その2)

 神奈川新聞が取材に来てくれていたのですね!
 翌日どーんと記事になっていました。


 ぜひ13日からの作品展も
 総合福祉会館に観に来て下さいね!


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