まちの政治家は、こんなことしてます |
2008年12月9日(火)のフジノその1 |
● 教育経済常任委員会でした(その1) 今日は、教育経済常任委員会でした。 市長から提案された2つの議案 (学校にパソコンなど一式を買うというICT環境を整備するもの)には フジノは賛成、委員会全体としても可決としました。 また、陳情が市民の方から出されていましたが (1) (仮称)共同労働の共同組合法の 速やかな訂正を求める意見書提出について (2) 神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例(仮称)の 見直しを求める意見書提出について の2本にもフジノは賛成、委員会全体としても可決としました。 ● 陳情(共同労働の共同組合法、受動喫煙防止条例みなおし)について (1)の共同労働の共同組合法の早期策定には かねてからフジノは強く賛成しておりますので、 陳情が横須賀市議会に出されたことが まさに大歓迎でした。国会での早期策定と成立を願っています! 共同労働の共同組合、って単語は 初めて聴いた方ばかりだと思うのですけれど フジノ的にひとことで言うならば、 働く人々がみんなで出資して みんなで経営する、という働き方を実践している動きです。 すでに20〜30年前から始まっていて 10万人以上もの方々が『共同労働』の働き方をしています。 さらに、介護・福祉サービス、障がいのある方々への福祉サービス、 子育て支援、若者の就労支援、公共施設の管理など 公共性の高い仕事に取り組んで下さっています。 それなのに、法制度がきちんとなされていない為に 労働者(働く人)としての当たり前の法的保護が受けられていない、 という現状が続いています。 この現状を打開する為に、 すでに国会でも議員連盟がたちあがっていますし 地方議員レベルでもフジノのように賛成している議員がたくさんいます。 という訳で、横須賀市議会のわが常任委員会でも 全員一致で賛成となりました。国よ、早く動いてくれ! また、(2)についてですが 松沢県知事が進めようとしている受動喫煙防止の条例ですが (まだ実際には県議会に条例案は出されていません) フジノはタバコがすごくキライですが それでもなおこの条例案には問題点がたくさんあるので 県の条例案に反対する立場から、質疑をしました。 フジノが質問した内容はこんな感じでした。 (答弁は、経済部長と商工振興課長です) Q.県の条例案では『第2種施設』と指定された 飲食店・宿泊施設・遊技場・娯楽施設などについて質問ですが 横須賀市内ではこれらの店舗数はどれくらいありますか。 A.一般飲食店は1015店、遊興飲食店は1354店です。 Q.そうすると約2500店もの店舗が 全面的に禁煙にするか、完全分煙を実施しなければ 罰金(=過料といいます)を受ける訳ですね。 マクドナルドが行なっているような 完全分煙をしなければいけないとのことですが そうした設備を作るにはおカネがかかります。 県では、この新たな設備を作ることに対して 何らかの補助を店舗に行なうのでしょうか? A.現在本市が把握している限りでは、 県は、必要に応じて『助言』や『融資・利子補給』を 行なうのではないかと推測されます。 Q.助言や融資・利子補給では対応が全く足りないと僕は考えます。 そもそもこの条例案は、民間企業の経済活動に 政治が制限を加える行為とも言えるもので問題を感じます。 本市の飲食業界などが受けるであろう 経済的なダメージの大きさはどの程度と推測していますか? 廃業にいたる店舗もありうるのでしょうか? A.ダメージは非常に大きいと推測しています。 小さな店舗などは廃業になる可能性は高いと考えています。 Q.さらに確認したいのですが、本市の飲食業界だけでなく 本市の財政面(特に市税)へのマイナスの影響はどう推測していますか? A.あくまでも私見ですが、 現在、市たばこ税として28億円の収入がありますが、 この1〜2割はさがる可能性があります。 こうした質疑から、フジノは現在の県条例案の方向に対して 大きな問題点をいくつも感じました。 たばこを吸わないし、受動喫煙はもっとイヤだし、 健康増進法の理念にも大賛成ですが、 市内の飲食店がボコボコ潰れていくかもしれないような 現在の県の方向性にはとても賛成できません。 たばこを吸う人も吸わない人も 共に妥協できるポイントが必ず見つかるはずです。 しかし、現在の県の方針のままでは、 お互いに納得できない形になってしまいます。 ------------------------------------------- 昨日もお知らせしましたが、この12月議会から本会議だけでなく 常任委員会もインターネット生中継&録画中継が 観られるようになりました! フジノ自身、委員会で自分が発言している姿を インターネットで客観的に観て、大笑いしてしまいました。 フシギな感じですね〜。 ぜひみなさまも、委員会のネット中継を ご覧になってみてください。おもしろいですよ〜。 |
2008年12月8日(月)のフジノ |
● 『ソレイユの丘』の問題は、まだ終わらない! ただいま12月議会が開催中ですが、 今日は民生常任委員会と建設常任委員会でした。 この12月議会から、常任委員会も インターネット生中継で見られるようになりました。 フジノは今日、事務所で自分の所属する教育経済常任委員会の 資料を読んだり、質問の為の原稿を書いたり、 関係部署にヒアリングをしながら 2つの委員会をインターネットで傍聴していました。 建設常任委員会では、田辺あきひと議員(無会派)が 『ソレイユの丘』を運営している (株)横須賀ファームの 野菜パックのラベルはがし問題について 追及をしてくれました。 議会での質疑応答は録画されていて インターネットでいつでも観られるようになっています。 この田辺議員の委員会での質疑の様子は、 まだ今夜の23時半現在、観れませんが きっと明日以降はネット上で観られるように準備が整うと思います。 どうかみなさま、ぜひご覧下さい! ---------------------------------------- 今日、『ソレイユの丘』の関係者から 新たに内部告発を受けました。 勇気ある告発に、こころから感謝しています。 フジノがこの問題にこだわる理由は、 自殺を防ぎたいのと全く同じ想いが根っこにあります。 命を守ることが政治家の仕事だからです。 フジノがわざわざ言うまでもなく 『食の安心・安全』は命の根っこです。 それは、佐藤初女さんのおむすびで救われている人々が どれほどたくさんいるかという事実からも お分かりいただけると思います。 『ソレイユの丘』には、たくさんのこどもたちが訪れています。 農業体験型テーマパークと銘打った『公の施設』が こどもたちに安心して食べてもらえる食材を提供していないとしたら 大人としてこんなに許せないことはありません。 フジノはもはや疑惑だとは考えていませんが ほんの少しでも疑惑があるならば 徹底して調査して、正すべきはすぐ正すべきなのです。 それが現在は「全くできていない」と言わざるをえません。 蒲谷市長はフジノに対して、 「これまでの(株)横須賀ファーム側の説明と 異なる事実が明らかになれば、ペナルティもありうる」 と12月4日の本会議にて答弁しました この『説明とは異なる事実』を立証する為に、 もう少し証拠が必要です。 どうか関係者のみなさん、勇気をもってフジノに告発して下さい。 あなたの身の安全は政治家として絶対に守ります。 ぜひ新たな情報をお願いします。 連絡先はこちらです。 どうかお願いします! |
2008年12月7日(日)のフジノ | |
● 『こころの元気プラス』読者交流会へ 今日は、委員会での質問原稿を作る合間をぬって 千葉県市川市の市川市文化会館まで出かけてきました。 NPO法人地域精神保健福祉機構(略称、コンボ)が 毎月発行している素晴らしい雑誌『こころの元気プラス』の 初めての『読者交流会』が行なわれました。 『こころの元気プラス』が優れているところは いくつもいくつもありますが、 創刊当時、メディアで取り上げられた最大の要因は 表紙のカラー写真はプロのモデルのように 素敵な笑顔で写っている人物が 毎回、精神障がいのある方々だということでした。 かつては、障がいがあるということをタブー視されて 誰もが病気のことを必死に他人に知られまいと隠していました。 だから、精神障がいのある人々が 世間に顔をさらすなんて、ありえない... そんな世間のこり固まった偏見を軽くふきとばすように 『こころの元気プラス』の表紙は毎号いつもさわやかなのでした。 明らかに時代は変わってきています。 その変化を象徴しているのが『こころの元気プラス』という雑誌だと フジノは受け止めています。 タブー視されたり偏見で覆われていた状況を 激しい怒りで表現するのではなくて 笑顔で、みんなでわいわいと語り合える、 そんな表現に少しずつ、でも確実に変わってきているのを フジノはハッキリと感じます。 これは、精神保健医療福祉の『業界』側が変わったのではなく (むしろ業界の古い体質はあまり変わっていないのを感じます) 精神障がいのある本人の側が大きく変わってきたのだと思います。 新しい世代へと明らかに変化しつつあります。 誰かが言い出して変化したのでもなく、 北海道の浦河や九州の久留米や千葉の市川など あらゆるところから始まったさざなみが 少しずつ大きな流れになっていっています。 ともかく、そんな新しい時代や変化を象徴している 雑誌『こころの元気プラス』ですが、 編集部の呼びかけで、 読者や執筆者が交流する場が初めて実現したのです。 (表紙モデルに加えて特筆すべきことなのですが、 『こころの元気プラス』では専門家だけが執筆するのではなくて コンボライターといって、読者に登録してもらって テーマごとにどんどん投稿していただいて 執筆してもらっています。これがまたすごくいいんです。 専門家の言葉では絶対にないリアルがあります) 家族会の集まりでもなく、当事者会の集まりでもなく、 学術研究のための学会でもなく、素敵な集まりの場でした。 今日の交流会も「さすが」というか、 参加者は、北は宮城県から、西は大阪から、 最年少は22才から、最高齢は88才まで、様々な層が集まりました。 とても楽しかったのですが、 この楽しさは『希望』なのだと思います。 ● 精神医療サバイバー・広田和子さんとの再会 広田和子さんと久しぶりに たっぷりとお話することができました。 どこかの会ですれちがうことは毎年何回もあるのですが じっくりとお話することができたのは、2004年12月ぶりのことでした。 お隣の席に座って、20分ほどお話しました。 (クリスマスの季節なので、司会をして下さった方々は サンタ&トナカイでした。右端が広田和子さんです) その20分間フルにフジノは 広田さんにたっぷり怒られてしまいました(汗)。 でも、全て、広田さんのおっしゃるとおりなんだよなあ。 ひとことで言うならば 「フジノくんは政治家としての知名度を まわりにうまく利用されないように気をつけなさい!」 と、心配して下さった訳なのですね。 僕は、日頃から「利用しようとしている人々」からは そもそも近づかないように避けていて 近づいてきても直感的に逃げているのですが それでも毎日あきれるほどの人々が近づいてきて 「ああして」「こうして」と群がってくる訳です。 逃げても避けても断ってもどうにもならない場合には 内心は嫌々でも 「まあ、それで精神保健医療福祉が少しでも良くなるならば...」 と、あきらめて 協力してしまうことがしばしばあります。 でも、それが本当に 精神保健医療福祉の為になっているのかと言えば、 やっぱりフジノにとって嫌々やっていることからも分かるように、 長期的に見たら、役になんか立たないんですね。 相手の利益にしかなっていない訳です。 安易な取材に応じないこと、安易に名前を貸さないこと、 これからはもっとしっかりと気をつけます。 あと、4年前に約束した『広田さんのお宅を訪れること』とは フジノが100%忘れていました。ごめんなさい! 今度こそ必ずお邪魔します! ● 必ず、精神保健医療福祉は変わります 下の写真の、右側の方は誰でしょう? (この業界では、めちゃくちゃ有名な先生なのです) 『こころの元気プラス』に執筆してくださっている専門家の方々も フジノがまだ大学生だった頃から 若きリーダーとして疾走していた方々ばかりです。 大学時代、むさぼるように先生方の論文を読んでいた僕にとって 先生方はみんなまさに雲の上にいる手が届かない存在でした。 もしかしたら大学から大学院にストレートに進んで そのまま研究者になっていたら、 一生、雲の上の人だったのかもしれません。 それが、やむをえない事情で政治家に転職せざるをえなくて 日本の精神保健医療福祉をリードする先生方を フジノはムリにおしかけてお会いしていただいたりしてきたのですが みなさん、本当に気さくで勉強熱心で、 何よりも人間としてすごい人ばかりなのを感じます。 『新しい世代』という波が起こっているのも きっとこういうすごい人々が居てくださるからなんだろうな、と 改めて感じました。 上の写真は、左から、久永さん(ACT・IPSセンター)、 市来真彦先生(精神科医・日本笑い学会理事)、 伊藤順一郎先生 (国立精神・神経センター精神保健研究所・社会復帰相談部部長)です。 サンタクロースの衣装が余っていたので フジノも途中から着替えて、今日はずっとサンタになってました。 伊藤先生も途中までサンタでした。 今日はさらにすごくうれしい出会いがあったのですが、 初めてお会いした朝日新聞の記者の方とお話をしていたら 「フジノさんのブログ、読んだことがありますよ。 私の記事が載ってましたから(笑)」 と言われて、 「えー、どの記事ですか!?」 と質問すると、 全国の総合病院で精神科ドクターが足りないという問題について 記事を書いてくださった方だったのでした! 「政治家なのに問題を良く勉強して分かっていて これはありがたいと思いました」 と言われて、 「僕の方は、記者の方でこの問題をとりあげてくれる方がいるなんて、と あの記事にすごく感激したんですよ!」 と、妙なエール交換をしてしまいました(笑)。 やっぱり新聞記者とか政治家とか、 そんな肩書きはどうでもいいんですよね〜。 大切なのは、問題意識を持った全ての人々が あらゆる立場で発言することですね。 発言しつづけると妬みとか嫌がらせもありますけれども、 それでもめげずに発信し続けると、 こうやって同じ想いを持つ人との 信じられないような出会いがあったり、つながることができるのですね。 感激でした。 全国から集まって下さった『こころの元気プラス』の読者の方々と お話をしたり、たくさん笑ったり、ちょびっとホロリとしたり、 いろんな出会いがあったりして 最後には、やっぱり1つの確信にたどりつきました。 この国の、精神保健医療福祉は必ず変わる。 僕は現実のひどさに触れると絶望に襲われることがあって 時に、立ち遅れた業界の人々や世間に対して 怒りに満ちた呪詛の言葉を吐きちらしてしまうこともあるけれど でも、確かに『希望』は目の前にあるのです。 まだその流れは主流にはなっていないかもしれない。 でも、もうその流れは絶対に止められないのです。 必ず、この国の立ち遅れた精神保健医療福祉は変わります。 必ず、みんなで変えていけるはずです。 だから、僕は決してあきらめないで 政治家としてだろうが、個人としてだろうがカンケーなく、 今できることを精一杯やりつづけようと思います。 だから、あなたもあきらめないで、一緒に歩いていきましょう。 『こころの元気プラス』、とっても素晴らしい雑誌です。 ぜひ読んでみてくださいね。 |
2008年12月6日(土)のフジノ | ||||
● 映画『ふるさとをください』上映会、大成功でした! 今日は、映画『ふるさとをください』の上映会でした。 約840名もの入場者で大成功でした! 来て下さったみなさま、本当にありがとうございました。 こころの底からお礼を申し上げます。ありがとうございました。 これはすごい快挙だ、と つくづくうれしく感じました。 会場は汐入のベイサイドポケットで、3回の上映を行ないました。 500人も入れるハコで3回まわしですから フルで入ったら、1500人です。 フジノは政治家に転職する前の仕事は映画会社で、 映画興行部にも3年間いましたから、 どれほど良質な映画であっても テーマがシリアスな場合に いかにお客さまにたくさん入ってもらうのが難しいかを 身にしみて感じてきました。 ですから、 精神障がいのある方々の作業所が 新たにできた地域での 住民と障がいのある方々との分かりあい というシリアスなテーマが 3回全ての回で半分以上の座席が埋まっていたのは これは本当に素晴らしいことだと感じたのです。 だから、本当にみなさまにお礼が申し上げたいのです。 お客さま、スタッフのみなさま、ボランティアのみなさま、 作業所のみなさま、保健所のみなさま、本当にありがとうございました。 ● 『障害者週間』を僕はこころから大切に感じています あなたは、『障害者週間』(12月3日〜9日)を知っていますか? 2003年までは『障害者の日』だったのですけれども 2004年からは『障害者週間』として 共に生きる社会をつくっていく為に 国民のみなさまに理解と行動を促す活動を行なっています。 (詳しくは、内閣府が2004年に各市長宛に出した通知をご覧下さい) 『世界自殺予防デー』の日にも毎年書いてきましたが 1年間のうちの、ある1日やある1週間をとりあげて 特別な日として扱うことは フジノはすごく大切だと考えています。 ふつうに暮らしている全ての人々にとって 人によって関心は本当に様々で、いろいろです。 世の中には、人の数だけの喜びや悲しみがあります。 だから、全てのことに誰もが関心を持つなんてことは 現実的に不可能なのです。 でも、1年間でたった1週間だけでもいいから、 いや、たった1日だけでもいいから、 日頃は関心を全く持てないことに対して 当事者の方々やご家族や関係者や行政の啓発活動によって 少しだけでも興味を持ってくれたら、 それって、奇跡のようにすごいことだと思うのです。 フジノのように仕事として 福祉を365日24時間考えていられる人間は、ラッキーです。 でも、ふつうに暮らしている方々は 当たり前ですが、暮らしの中で障がいについてを 考える機会なんて本当に無いのです。全く無くてもおかしくありません。 それが、1年でたった1日だけでも ふと障がいのことを考えてくれたら、身近に感じてくれたら、 それはやっぱり奇跡のように素敵なことだとフジノは考えるのです。 もちろん、「ある1日だけを切り取って啓発してもダメだ」 という方もいらっしゃることでしょう。 この考え方は『福祉のプロ』ほど陥りやすいもので 決して悪いものではないのですが、 生活者としての僕には、『リアル』には感じられません。 例えば、フジノが初当選した2003年の12月議会での 委員会での質疑を読んでみてほしいのです。 (2003年12月10日・民生常任委員会でのフジノの質疑より)
障害福祉課長の答弁は、プロとしての自覚に満ちています。 毎日が障害者の日だと胸に刻んで 全力で毎日の業務に励んでいる訳ですから。 その考え方もある意味では正しい、とは感じます。 でも、世間の人々は自分の毎日を生きるので必死なのです。 福祉の側で働くプロである『僕たちの価値観』を 当たり前のこととして押しつけても 「それだけでは、みんなには受けとめてもらえない」 と僕は感じるのです。 だから、みなさんと同じように毎日を生きることで必死な 1人の個人として僕は生きながらも 政治家として、国民のみなさまに障がいについて知ってほしい、 それをリアルに実現したい立場としては やっぱりこういう特別な週間に あえて打って出る取り組みを どんどん行なっていくことが大切だと考えているのです。 -------------------------------------------------- この意味において、 今日の上映会は本当に素晴らしい取り組みでした。 3つの作業所が連携して上映会を企画・運営して たくさんの市民ボランティアの方々が協力をしてくださいました。 行政もパートナーとしてお手伝いをさせていただきました。 そして、市民のみなさまが上映会に来て下さった。 これこそ、官民一体での 本当の『障害者週間』の意義なのではないでしょうか。 僕は、映画を観ながらボロボロ泣いてしまったのですが、 映画のストーリーそのもののリアルさに ただいろいろなことを思い出したから 涙がこぼれたのではなくて 障がいのある方々も無い方々も 共に生きていかれる社会が 前に歩き出しているのを強く感じることができて、涙が出ました。 このまちの『障害者週間』というのが 行政だけのものではなくて 当事者の方々やご家族の方々たちだけのものではなくて、 ましてや、いち政治家の願いだけではなくて、 これだけたくさんの市民の方々が参加してくれた という事実によって 『みんなのもの』なのだ、と感じることができたからです。 僕はそれが本当にうれしかったです。 偏見や差別は1日にして無くすことはできません。 でも、こういう大切な取り組みによって 少しずつ少しずつですが 確実に無くなっていくのです。 今日の上映会の成功は、共に生きる社会の実現の為に 大きな力になっていくと僕は信じています。 フジノは微力でしかありませんでしたが 3月からこの映画の上映にタッチさせていただくことができて 本当にうれしかったです。 関係者のみなさま、本当にありがとうございました。 市民のみなさま。 障がいのある方々にとって暮らしやすい社会は 障がいのない方々にとっても暮らしやすい社会なのです。 一緒に、暮らしやすい社会に変えていきましょう。 僕は「必ず実現する」と信じています。 一緒に、このまちを変えていきましょうね。 |
2008年12月4日(木)のフジノ |
● 本会議場でマジギレした一般質問 けさ5時半すぎになって、 ようやく今日の一般質問の原稿が完成しました。 『ソレイユの丘』のバーベキュー場にて お客さまに期限切れの野菜を出していたかもしれない という『疑惑』があります。 客観的に動かぬ証拠を少しでも多くしていき 決定的なものにする為に この数日間は、フラフラになりながら 必死で決着をつけるために証拠を増やす努力をしてきました。 フジノはかなり確信を深めてきていますが それでも現段階では あくまでも『疑惑』にすぎません。 現時点でやれることは全てやりつくしたので 原稿をともかくまとめて、1時間ほど仮眠をしてから、 市議会へ向かいました。 こちらが本日、フジノが市長へ行なった 一般質問の全文です。どうぞご覧下さい。 ----------------------------------------------- それにしても今日は、 ふがいない市長の答弁にあまりにも納得できなくて 大人げなくフジノはマジギレして冷静さを失なってしまい、 3回の質問のペース配分をまちがえてしまいました。 1回目20分、2回目10分、3回目5分、というのが 無所属のフジノに認められている発言時間なのですね。 1回目では質問数が25問、 2回目では質問数が14問だったのですが 2回目の質問に立ったフジノはすでに怒りでキレていて 14問のうち、わずか8問だけしか市長に再質問できませんでした。 質問をうちきるベルが鳴らされて、 議長から発言を止めるようにとの注意を受けて、 我に帰って、議席に戻りました。 そのまま休憩となったのですが、 冷静さを失なった自分にショックであまりにもガックリきて、 しばらく席から立ち上がることができませんでした。 ----------------------------------------------- それでも、この問題は今まさに始まったばかりです。 フジノ以外の議員の方々も この問題に関心を持ってくれたようでした。 この後に来週に開催される委員会の方で ぜひとも多くの方々に追及していただきたいと願っています。 ● 『世界初!バーチャルAD/HDの開発』の記者会見 今日のフジノは、そんな訳で本会議だったのですが こころの中では東京にある『ヤンセンファーマ社』のことが とても気になっていました。 ついに、世界初のバーチャルAD/HDが 記者発表されるのです! (詳しくはこちらをご覧下さい) 統合失調症を疑似体験できる あの『バーチャル・ハルシネーション』に続いて 新たに、発達障がいの1つである AD/HDの疑似体験ができるマシンが開発されました! かねてから開発の過程をずっとうかがっていましたので 本当にこころからうれしく感じています。 AD/HDに自分がなっていたとしたならば、 音や空気や匂いやあらゆる情報を どのような感じで受け止めて行動せざるをえないのか それが疑似体験することができるのです。 いずれ、横須賀市民のみなさまにも 体験していただきたいと考えています。 これまでもヤンセンファーマ社はフジノの想いに共感して下さり、 偏見の解消と障がいの正しい理解の普及に向けて バーチャル・ハルシネーションが まだ一般には貸し出しされていない時期から スタッフの方も一緒に機材とともに横須賀に来てくださいました。 バーチャルAD/HDについても 横須賀市での体験の機会を持つことができるように 配慮していただけることになりました。 12月議会が終わったら可能な限り早くに そうした場を作れるように調整したいと考えています。 教育関係者の方々をはじめ、保健・医療・福祉関係者の方々、 親御さん、一般の市民のみなさまに、ぜひ体験していただきたいです。 ------------------------------------------- このバーチャルAD/HDについても HPには何年も書くことができませんでした。 同じように、まだまだHPで 市民のみなさまにお知らせすることはできないけれども 本当に素晴らしいことがこれからもいくつも進行して実現していきます。 どうか、期待して待っていて下さいね。 |