まちの政治家は、こんなことしてます


2008年1月20日(日)のフジノ
● ジュンスカイウォーカーズのライブ@渋谷へ

 今日は、東京・渋谷の『SHIBUYA−AX』へ。

 20周年記念で、1年間限定の再結成をしている
 JunSkyWalker(s)のライブに行きました。

 原宿駅で友達と待ち合わせ。
 日曜日の竹下通りはものすごい人出でした。



 山手線沿いに渋谷駅方面に向かって5分ほど歩いて
 国立代々木競技場の隣に『SHIBUYA−AX』はありました。

 かつてはいつも
 白いTシャツに
 スリムのブラックジーンズ、
 白のラバーソウル
 でした。

 たぶん同時代の人たちは
 分かりますよね?

 今は、黒いパーカー
 (20周年記念ですね)に
 カーゴパンツに
 ブーツ。

 でも、親指は同じ。

 エド・はるみさんじゃなくて
 森純太です。

 17時からスタートして、約3時間のロングライブでした。

 ジュンスカだけのライブも良かったのですが
 仲井戸“チャボ”麗市さんとのセッションも良かったですね〜。

 僕は何かを本気で好きになったら
 基本的に最期まで好きでいます。

 1997年6月14日の日比谷野音で解散したジュンスカですが
 解散後のそれぞれのメンバーの活動も
 追いかけ続けてきました。ライブにも行きました。

 だから、10年ぶりに復活して昔の歌を演奏している彼らにも
 僕は郷愁だとか懐メロっぽさは感じていません。

 40代になったメンバーの、『現在進行形』の姿を見てきました。

 これから先、彼らが50代になって、60代になって、
 それでも音楽を続けていくであろう姿を
 見つめていきたいなあと思います。

 そして、10代だった僕も30代になって、
 やがて40代になって、50代になって、年を重ねていきます。

 でも、過ぎていく時間だけで年を取る訳では無くて
 希望を失ったその時、
 人は生きてても死んでいくのだと思います。

 いつまでも、前のめりに人生を生きていきたいと
 今日も再び感じました。



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 ライブの後、渋谷で友人と韓国料理屋で
 辛い鍋料理を食べました。



 おいしかったです。

 明日もがんばろう。



2008年1月19日(土)のフジノその1
● 受け継がれていく家族の血

 今日は、平塚にある祖父の家に行きました。

 おふくろの体調が戻らず1人で外出するのが不安なので
 僕がついていくことにしました。

 おふくろと祖父宅に行く時は、
 しばしば平塚の駅ビルで昼食をとります。

 ふだんおふくろが絶対に食べなさそうなのを選んで
 2人にとって気晴らしになるようなごはんを食べます。



 という訳で今回は、ヴェトナム料理屋さんに入りました。

 フォーを中心に、カレー、春巻き、などなど。
 デザートやお茶もヴェトナム式のものでした。楽しかった。

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 祖父に会うたびに、
 僕たちのご先祖さまたちがどんな方々だったのか、
 聞かせてもらっています。

 もうすぐ祖父は90才になるのですが、
 記憶もはっきりしているし、お話はいつもすごく勉強になります。

 祖父自身は、農家の次男で
 すぐに海軍に入って軍艦に乗っていたのですが
 終戦の直前には
 砲術学校で先生をしていました。

 祖父のお父さん(つまり僕のひいおじいさん)は農家だったのですが
 夕方からは農業学校の先生をしていたそうです。
 今日、初めて知りました。

 祖父の家系(おふくろの家系)には
 家系図が残っていて
 それを見ると有名な俳人がいたりして、
 文系の血が濃いんだなあとかねてから思っていました。

 それに加えて、実学を常に大切にしてきた家系なんだなあと
 今回とても思いました。

 家族の血は受け継がれていくのだなあと感じました。

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 祖父宅の前でふと空を見上げると
 『恋空』のような飛行機雲。

 わずか数時間の滞在を終えて、おふくろと大船まで戻って
 これからまた仕事です。東京に行ってきます。

 社会保障の在り方について
 ワーキングプアが増加する一方の状況と共に
 在るべき姿を学んできます。大切な仕事だ!

 ああ、でも、もっとゆっくり家族と過ごしたいなあ。

 それでも、がんばろう。
 仕事だ。



2008年1月19日(土)のフジノその2
● ロスから大切な友人が帰ってきた!

 夜、今日終わったばかりの葉山町長選挙について
 明日の開票結果の見通しを
 メディアの方から質問を受けて困っていたところに

 (何故なら他市町村の選挙は、いくら政治家でも分かりませぬ...)

 懐かしい友達から携帯メールが届きました。

 「衣笠の『北京』にいるから、早くおいで」

 そして、添付されていた写メには
 なんと13年も会っていないLA在住の友達の姿が...。

 これは会いに行かなければ。

 「すみません、どうしても急用ができてしまって!」

 と、10分程度でお話を切り上げて
 バイクに乗って衣笠へと向かいました。

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 『北京』の思い出は
 たぶん横須賀市民ならたくさんありますよね〜。


 衣笠にある中華料理屋『北京』は、
 僕の通っていた高校では
 入学したら『通過儀礼』として必ず坦坦麺を食べなければいけません。

 ふつうのおいしい坦坦麺もありますが
 食べるのは、すさまじく辛くしてある特別の坦坦麺です。

 もちろん食べに行くのは学校の公式行事では無くて(笑)

 部活の先輩に連れていかれたりする訳ですが、
 僕もクラスメートとみんなで行きました。

 食べた後2日間くらいは、トイレに行くと
 坦坦麺と同じ色の便が出たり、お尻が痛くなります。

 その激しい通過儀礼で食べるものは別にして
 餃子や坦坦麺はめちゃくちゃおいしいのです。

 そんな訳で、僕は高校時代にバンドをしていたのですが
 ライブや練習の後にはよく『北京』にうまいメシを食べに行きました。

 メールをくれた友人は
 しばしばライブで対バンをしてくれたベーシスト。

 ロスにいるはずの友人は
 僕のバンドのマネージャーをしてくれていた人。

 僕は自分の通う高校が大キライだったので
 ライブハウスで出会った仲間たちの方が強く印象に残っています。

 だから、10年ぶりだろうが何だろうが
 「北京に来い」と言われれば、
 それは最優先で行くべき大切なことなのです。

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 いやあ、久しぶりの『北京』は懐かしかったですね。

 坦坦麺、もちろん食べました。
 友達は餃子を持ち帰りにしてもらってました。


 僕が高校時代にバイトしていたコンビニでは
 お米やお酒の配達もしていて
 『北京』にも僕はよくお米の配達に行っていました。

 業務用のお米って、麻の袋に入っていて
 1袋20kgとかあるんですね。

 それを台車に載せて、2つとか持っていくんですけど
 『北京』の店内に持っていく時は肩に乗せていかないと怒られるんです。

 当時の僕はやせていて体重は50kgしか無くて、
 だけど、両肩にお米を40kg乗せて、運んでいくのです。

 「米びつに入れるまでが配達だ!」

 と、当時の『北京』のおっかない店長さんに急かされて
 やせっぽちのへっぴり腰で、1粒もこぼさないように必死に作業しました。

 だから、『北京』への配達、きつくてイヤだったなあ(苦笑)

 でも、今日行ったらその店長さんもいなくて、
 若い人々が働いていました。


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 21才からロスで働いていた友達とは
 mixiで様子を知っていたしメールで連絡はとりあってたのですが、
 帰国したのは知らなくて、本当にサプライズでした。

 13年ぶりの再会、とてもうれしかったです。

 お互いに全く変わっていなくて
 そのことが何よりもうれしかったです。

 左から、
 フジノ、
 マネージャーSさん、
 ベーシストSさん。


 今日1日いろいろつらいことがたくさんあったのは、
 このうれしいことがある為の伏線だったのかなあと
 前向きに受け止めてみました。

 今日は本当につらい1日だったけど、
 最後が本当に楽しくて良かったです。



2008年1月16日(水)のフジノその2
● カフェトーク特別版の様子を載せました

 今夜行なったカフェトーク特別版の様子(前編)を載せました。

 こんなカフェトークもやっていますよ、ということで
 ぜひ、のぞいてみてくださいませ。



2008年1月16日(水)のフジノその1
● 性的マイノリティの方を求めています!(再び)

 このコーナーをご覧のみなさまに、

 『性的マイノリティの方を求めています!』

 というタイトルで、8月29日に文章を書きました。

 あらゆる差別・偏見・スティグマを無くす為に、
 横須賀市では1年間にわたって
 『人権懇話会』というのを開催しています。

 ここでの提言をもとに
 横須賀市は『人権擁護施策推進指針』というものを作ります。

 この指針のもとになる重要なこの懇話会では
 様々なテーマを話しあってきましたが

 第12回目のテーマは『その他の課題』で
 テーマは自由に議論ができたのですね。

 そこで

 性的マイノリティの方々の人権擁護について
 指針に盛り込みたい


 と強く願っているフジノは、
 性的マイノリティの立場にある方々(特に、LGBTと呼ばれる方々)に
 ぜひ生の声を頂きたかったのです。

 そして、HPに記した甲斐があって
 複数の方々から今まで体験してきた
 性的マイノリティであるが故の理不尽な想いをしたことを
 教えていただきました。

 フジノはその生の声を、
 市の事務局と、懇話会メンバーに届けました。

 フジノの想いは届いた、
 と信じていました。


● 懇話会で語られた性的マイノリティについて

 第12回目の懇話会の当日、
 フジノは傍聴することができませんでした。

 そして、今日、ようやく
 その議事録(要旨しかありませんでした)を読みました。





 これがその内容です。

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 (議事録より抜粋)

 <座長>
 性的マイノリティとしてまとめられてしまっているが、
 性同一性障害に関する法律問題を整理した。

 注意すべきは、
 ジェンダーは社会的、文化的な性であって、
 生理的、身体的な性の問題では無いということだ。

 性同一性障害は、アメリカではジェンダーととらえられており、
 一方、同性愛は性の指向性ととらえられている。

 従来、性同一性障害は病気としてとらえられてきていた。
 以前日本では、性転換手術が犯罪とされ、
 国内では約30年間行われてこなかった。

 『性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律』は、
 戸籍法第113条の制限を外すために設けられたものである。


 <人権・男女共同参画課長>
 平成16年4月に、市提出書類の見直しを行ない、
 性別欄のあった書類216種のうち、
 93種を性別の記入が不要と判断し、欄を削除した。


 <座長>
 それは、そもそも不要なものを除いたという考えであって
 93種の書類に、なぜ性別欄が必要だったのか、
 残りの123種に性別欄が必要なのかを検証してほしい。

 現在、性同一障害の対象者が
 全国で約5千人いて、
 そのうちの1割程度がこの法律の適用を受けているが、
 さまざまな要件があり、適用されない人がいる。

 市内での事例があったら報告されたい。


 <人権・男女共同参画課>
 教育委員会の報告では、数年前に市内の高校に1人いたが、
 救済の求めがなかったので、
 情報として承知していたにとどまっているとのことである。


 <座長>
 横顔賀市の事例が法の施行前か後かが問題ではあるが、
 重要なことは、法律を市がどのように認識していたかだ。

 同性愛について、欧米ではパートナーシップ法ができていて、
 婚姻がなくても夫婦と同等の権利関係を認めることになっている。

 アメリカでも1989年の判例で、同様の趣旨のものがある。


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 うーん、わずか、これだけでした。

 座長は人権問題にとても詳しくて
 ふだんからとても積極的に発言をして下さる方です。

 けれども、議事録を見る限りでは
 核心に迫る発言ではありませんでした...。

 フジノがうかがってきた声は、
 実際に自殺に追いこまれてしまった方がいらしたり、
 自殺未遂を繰り返してしまうほどの苦しみへ追い込まれているという
 とても悲しい声でした。

 そうした悲壮感に満ちた声に比べると
 性的マイノリティの方々についての懇話会での認識は
 どうも温度差があります。

 とても、残念です。


● だから、性的マイノリティの方を求めています!

 懇話会の場で、座長や委員の方々に
 提言に盛り込んでもらう作戦は、

 性的マイノリティがテーマとしてとりあげられたこと自体は
 『大成功』だったのですが、

 内容のリアルさという点では
 『やや失敗』でした。

 そこで、フジノは本会議でとりあげて
 市長に対して
 性的マイノリティの方々への差別・偏見・スティグマについて
 追い込まれてしまっている状況について
 一般質問しようと決めました。

 だから、改めてみなさまにお願いします。

 性的マイノリティの方の
 (この呼び方も好きではありませんが許して下さい)の
 生の痛みの声にまさるものはありません。

 どうか、生の声をフジノに届けてください。

 あなたがどんな想いをされているか、
 ぜひフジノに届けてほしいのです。

 フジノメールアドレスはこちら
 (1)PC宛: fujinohideaki@yahoo.co.jp
 (2)ケータイ宛: hide-fujino@dj.pdx.ne.jp


 どうかお願いします!



2008年1月15日(火)のフジノ
● 精神障がいのある方々の家族会と懇談会でした

 今日は、横須賀市精神障がい者家族会『NPO横須賀つばさの会』の
 役員のみなさんと懇談会を行ないました。

 まず30分ほど、フジノが考えていることや関心のあることをお話して
 残りの1時間は、率直な意見交換をさせていただきました。

 最初に、フジノが精神保健福祉分野(自殺予防を除く)で
 今年、特に進めていきたいと考えていることをお話しました。

 政治家として今年特に力を入れたいのは、
 この6点です。


 (1)障がいのある方々への差別禁止を条例化したい

 くりかえしこのコーナーで
 述べてきたとおりですね(例えば12月25日をご覧下さい)


 (2)作業所を継続するにしても、新法体系へ移行するにしても、
   当事者の方々にとって最も良い形になるように見守っていく

 具体的にはこちらの内容です。


 (3)WRAP(元気回復行動プラン)を広めていく

 これは下で改めて
 ご説明いたしますね。


 (4)さらに市議会の中で精神保健福祉について発言していく

 (5)精神障がいと他の障がいとの相互理解をすすめていく

 障害者自立支援法の成立以降、
 3障がい(知的障がい・身体障がい・精神障がい)は
 個別に対応するのではなく、一体のものとして対応していく、
 という方向になりました。

 これまでは、精神障がいはとても扱いが軽かったのです。
 福祉予算も他の2障がいの半分以下しかありませんでした。

 だからこそ、「3つの障がいを『障がい』の名の下に平等な扱いを!」と
 精神保健福祉の世界では求めてきました。

 しかし...。

 本当に障害者自立支援法がまともな法律ならば
 他の2障がいと同程度の福祉サービスを
 精神障がいに対しても行なっていくはずでした。

 けれども、実際にはそうなっていません。

 一体的な対応という美辞麗句のもとにむしろ精神障がいは
 埋没していってしまっています
 (これは横須賀市だけではなく日本全体の現状です)。

 だからこそ、これから先もあえて市議会の中で
 言い古された問題でもしつこくしつこくとりあげていきます。
 今こそ精神保健福祉の重要性をしっかりと伝えていく必要があります。


 (6)作業所の商品を販路してくれるカフェやお店を開拓していく


 市内に魅力あるカフェやお店がありますけれども
 そうしたところと、作業所の魅力ある商品をつなげていくことを
 どんどんやっていきたいと考えています。

 次に、個人としては、精神障がいのある方々の
 グループホームの開設に挑戦したい、ということをお話しました。

 それから1時間にわたって
 率直な意見交換をさせてもらいました。

 もっとふだんからどんどん意見交換をできたらいいなあと
 改めて感じました。


● WRAP(元気回復行動プラン)を広めたい!

 さてさて
 (3)WRAP(元気回復行動プラン)を広めていく
 についてです。

 『WRAP(元気行動回復プラン)』
 日本ではまだあまり紹介されていないのですが、
 精神保健福祉のとても有望な新しいプログラムなのですね。



 ご自身も精神障がいの当事者である
 アメリカのメアリー・エレン・コープランドさんが開発したものです。

 ものすごくシンプルで、誰でもできる。
 誰でもできるけれど、とても役に立つ。

 そんな素晴らしいプログラムです。

 彼女が11月に来日した時に講演を聞きに行ったのですが、
 とても分かりやすいプログラムでした。



 詳しい内容の紹介は、こちらのパワーポイントをご覧下さい。

 これは去年9月18日に
 厚生労働省で行なわれた障害保健福祉関係主管課長会議で
 配られた資料なのですね。

 すでに厚生労働省もWRAPに注目しはじめています。


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 このWRAPを今年はぜひ1人でも多くの方々に
 知ってもらって、実際に利用してもらえたら、と考えています。

 家族会の方々も、すでにWRAPの情報は持っていて、
 じゃあ、実際にどうやって導入していけばいいのだろうか、などの
 意見がありました。

 千葉県市川市でWRAPを研究している方々(らっぴん)に連絡を取ったり、
 これから行なわれるWRAPのファシリテーター養成研修など
 いろいろな機会を見つけてフジノ自身も詳しく勉強したいと思います。

 (後日談:実際に『WRAP集中クラス』に参加してきました!

 加えて、市の精神保健福祉班のみなさんや、
 市内の精神科病院の方々にも関心を持っていただけるように
 情報発信をどんどんしていきたいと思っています。

 ●

 今日は、『つばさの会』役員のみなさまに
 意見交換の場をつくっていただきましたが

 ぜひ市内外のあらゆる精神保健福祉の関係者の方々とも
 意見交換やお話しすることができたら、と願っています。

 どうぞお気軽にご連絡ください!


 横須賀市の退院促進支援事業も2年目に入りますし、
 障害者自立支援法の影響もまだまだ大きいものがありますし、

 精神保健福祉の向上の為に
 みなさんで力をあわせていかれたらいいなと思います。

 政治家としてできることは全てやっていきますので
 どうかよろしくお願いします。



2008年1月14日(月)のフジノその2
● 成人式、こどもたちはかわいらしかった

 今年も成人式を見にいってきました。

 いつものように最初の挨拶のタイミングだけ
 フジノはステージ付近の来賓スペースに立っていて
 懇談のタイミングになる前に、2階のステージ真正面に移動しました。

 ここからだと会場が見渡すことができるからです。
 2階にあがって、ずうっと様子を見ていました。



 まだまだ似あわないスーツの男の子たち、
 豪華な振袖を着こんだ女の子たち。

 約4000人のこどもたちは
 友人たちとの再会を楽しそうに過ごしていました。



 毎年のことながら、市長のあいさつを聴くこどもはいませんでした。

 ソプラノ歌手の鈴木慶江さんによる国歌斉唱と横須賀市歌も
 聴いているこどもたちは、全くといって良いほどいませんでした。

 ここ数年、成人式で鈴木慶江さんに歌っていただいているのですが
 いくら横須賀出身だからとはいえ、世界的な存在に
 こんなイベントで歌っていただくのはもったいないと思います。

 今年も、20才になった何人ものこどもたちに
 会場で声をかけてもらって、かわいらしいなあと感じました。
                        

● 成人式に『税金』を使うのは終わりにしたい

 個人的には、今年も親しいコたちが成人式に来ていて
 振袖やスーツ姿で楽しそうに過ごしているのは
 見ていてうれしかったです。

 けれども、毎年述べていることですが
 政治家としてはもう市が主催するのは終わりにしたいです。

 廃止にするか、入場料を取るかなどの有料化にするか、
 どちらかにしたい
と考えています。

 mixiの横須賀に関するコミュニティでも

 「成人式で誰かおもしろいことやって!」
 「暴れてくれたら自分も暴れるから」

 みたいな書き込みがあって、ますます

 市が『税金を使って行なう成人式』は廃止すべきだ

 という考えが強くなりました。



 過去の成人式についてのコメントに
 フジノが廃止すべきだと考えている理由は
 くりかえし書いてありますので、ここでは省略いたします。

 こちらをご覧下さい(2007年の成人式2005年の成人式)。

 『聖域なき見直し』と言うならば
 こういう市民に愛されているイベントを廃止しましょう。

 そうすれば、市民のみなさまも
 どれだけ財政が厳しいかを理解してくれるはずです。

 「成人式を中止するな」という反対運動も起こるでしょう。

 その時は、フジノが責任ある政治家として
 たった1人で先頭に立って、誰よりも厳しくこどもたちに反論します。

 「これだけ経済もたちゆかない横須賀で
  限りのある税金をこんなイベントに使うわけにはいかないんだ」

 と、データを掲げて何時間でも何日でも説得にあたります。

 平成19年度予算(民生費・児童福祉費・青少年対策費)では
 青少年育成関係行事として

 ・成人の日関係行事
 ・よこすかわんぱくフェスティバル
 ・ファミリーキャンプ

 この3つのイベントで合計437万7000円を使っています。

 もう成人式を市が税金を使ってやる理由は
 フジノには見当たりません。

 むしろ、437万円の税金を
 早くカットしたいです。

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 今年はもう1つ、成人式に出席する予定です。
 そちらは市の補助金なんかもらっていません。手作りです。

 全く性質の異なる2つの成人式を比べて
 どちらが本当に意味のあるものなのか
 改めてそちらに出席した後に、政治家として述べたいと思います。


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