まちの政治家は、こんなことしてます


2009年4月19日(日)のフジノ
● 引っ越し作業16日目

 新しい事務所への『引っ越し作業』の第16日目です。

 今日の最大の成果は
 ついに『テーブル』を完成させたことです!



 現在の事務所からこのテーブルの天板を
 フジノ1人で運んできたのですが、重過ぎました...。

 ちょっと今日は他の作業ができないくらいに
 腕と腰が痛くてたまりません。

 でも、このテーブルが市民のみなさまにとって
 新たな交流の場へと成長していくことを願っています。

 今でこそ、日本全国から訪れてくれる方がいるカフェトークも
 かつてはその存在を誰も知りませんでした。

 何を始める時も最初はそんなものです。

 けれどもいずれ必ずこのテーブルを
 市民のみなさまが毎日のように囲むようになってくれるはずです。

 とても楽しみです!


● 5月のカフェトーク日程が決まりました

 ご報告が遅くなってごめんなさい!

 カフェトークの5月の日程が決まりました。
 こちらをご覧下さいね。



2009年4月18日(土)のフジノその2
● かながわ自治体ファイナンス研究会(最終回)へ

 午後から、横浜・石川町へ。
 『かながわ自治体ファイナンス研究会』に参加しました。

 今回の第5回目で、実は最終回です。

 その集大成として来月5月11日にシンポジウムを行なうのですが

 個人的にフジノは
 「勉強会そのものを今後も開催を続けてほしい」と
 事務局にお願いしています。

 こんな大切な勉強会を5回で終わらせてしまうのは
 絶対にもったいないです。有志での勉強会を続けたいです。



 さて、今日のテーマはこちら。

 『議会として考える自治体ファイナンス(2)〜自治体財政と地方債〜』

 2つの講義が行なわれました。

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 まず、黒石匡昭さん(新日本監査法人・公会計部・パートナー)による講義

 『新地方公会計の最新動向とその活用方策』

 でした。配布された資料はこちら



 これまで民間企業にしか適用されてこなかった『会計』のルールが
 自治体のガバナンスに与えるプレッシャーについては

 フジノ自身もこの観点から
 しばしば議会で質疑を行なっているので、強く共感しました。
                     

● 自治体にも「IR」は必要です

 続いて、田中俊次さん(前・川崎市財政局財政部資金課長)による講義

 『川崎市における自治体IRの取り組み』

 でした。配布された資料はこちら



 『IR』というのは、インベスターリレーションズの略です。

 日本IR協議会の定義によると

 > IRとは、企業が株主や投資家に対し、
 > 投資判断に必要な情報を
 > 適時、公平、継続して提供して行く活動全般を示します。
 >
 > 企業はIR活動を通じて投資家等と意見交換することで、
 > お互いの理解を深め、信頼関係を構築し、
 > 資本市場での正当な評価を得ることができます。
 >
 > また、逆に外部からの厳しい評価を受けることで、
 > 経営の質を高めることができます。


 ということですね。

 講師の田中さんの勤務する川崎市だけでなく
 全国の全ての地方自治体は
 債券を発行して、資金を調達しています。

 こうした市債を発行するにあたって
 IR活動を先進的に川崎市は行なってきました。

 この講義もまさに同感でした。

 フジノもすでに2004年3月の本会議で
 横須賀市もIR的手法を導入すべきだと市長に提案しました。

 当時の沢田市長は否定的な答弁でしたが、
 5年が経った今でもフジノは
 地方自治体が進むべき当然の方向だと考えています。


● 5月にシンポジウムをひらきます!

 最後に、松田良昭さん(神奈川県議)から
 5月に行なうシンポジウムについてお話がありました。



 シンポジウムの紹介文です。


 <かながわ自治体ファイナンスシンポジウム>


 中央集権下で今まであまり考える必要がなかった
 「歳入の自治」について、

 二元代表制の一翼である地方議会としても真剣に考え、
 また、「100年に1度」と言われる経済危機の中にあっても

 分権改革によりますます拡大する首長の予算執行について、
 また地方債などをめぐる自治体ファイナンスの在り方などを、
 我々議員が住民の代表としてしっかりとチェックしていくためにも、
 地方議員の財政に対する思考を深めることを願って、

 「かながわ自治体ファイナンス研究会」を
 昨年11月に立ち上げました。

 研究会には、神奈川県下9議会から
 超党派70名を超える地方議員の参加をいただき、
 現在まで5回の定例研究会を重ね、

 総務省、大学研究者、市場関係者、
 自治体職員などの皆様から講義をいただき、
 自治体ファイナンスを巡る見識を深めて参りました。

 各議員は研究会で得た問題意識を、
 実際の現場である各議会でより深めまして、

 ご案内させていただきますシンポジウムにおいて、
 財政改革を実践された北川正恭・前三重県知事の御講演もいただきながら、
 議会からの提言をさせていただく予定です。

 各位におかれましては、ご多忙の中大変恐縮ではございますが、
 ぜひシンポジウムにご参加いただき、

 地方議会が今後自治体財政にどう向き合うか、
 住民に対しどう責任を果たしていくか、
 今後の自治体ファイナンスの在り方を御共有いただければ幸いです。

 日時:2009年5月11日(月)17時開始予定
 場所:横浜ローズホテル

 17:00 開会

 17:05〜17:50 基調講演
 「真の地方政府を目指すために〜自治財政権の確立」
  講師:北川正恭(前三重県知事・早稲田大学大学院教授)

 17:50〜18:10 報告
 「議会が財政を担う!神奈川県下地方議会からの報告」
  かながわ自治体ファイナンス研究会会員議員(各議会代表)

 18:10〜19:10 パネルディスカッション
 「神奈川発!自治体ファイナンスの現状と処方箋」
  コーディネーター 稲生信男(東洋大学准教授)
  北川正恭・吉原訓(横浜市会議長)・
  松田良昭(前神奈川県議会議長)・
  有藤正道(早稲田大学マニフェスト研究所自治体ファイナンス部会長)

 19:10〜19:20
 大会提言

 シンポジウム終了後〜20:30 交流会を開催
  会費 3000円
  会場 ローズホテル横浜 
  お申し込み 早稲田大学マニフェスト研究所まで



 ぜひ関心のあるみなさまの参加をお待ちしています!



2009年4月18日(土)のフジノその1
● 辞職を決心していました

 「何故わざわざ記者会見を行なったのですか?」

 と、複数の方々から質問されました。

 確かに、いち市議会議員であるフジノが
 とても忙しい報道関係者のみなさまをわざわざ集めてまで

 吉田議員の勝手連をやります、という内容だけでは
 発表に値するような内容だったのか

 という質問は、まさにそのとおりです。

 ...実は、フジノは当日になって
 急きょ取りやめた『発表』がありました。

 もともとは、その『発表』を行なうために
 フジノは『記者会見』をセッティングさせていただいたのでした。

 それは、フジノの『辞職』の決意です。

 もしも、フジノが応援する方が『落選』した時には
 6月29日をもって辞職する決心をしていました。

 この決心は、過去2回のフジノの選挙を
 手伝ってくれたみなさまには
 3月30日の時点ですでにお伝えしてありました。

 みなさんがご存じのとおり、
 僕の父には医療費がとても多くかかります。
 また、母は無職で年金を受け取るにはまだ数年間あります。

 したがって、父の年金と僕のお給料が
 僕だけでなく、家族の生活といのちを支えています。

 辞職すれば、貯金ゼロのフジノは
 自分だけでなく父をはじめとする家族みんなが
 生活できなくなります。

 それにも関わらず、あえて辞職を覚悟しました。

 臨時議会の直前にも関わらず
 4月8日に父のお見舞いに行ったのは

 直接に父さんに会って
 その覚悟を伝えたかったのです。

 「父さん、医療費を払えなくなるけど、政治家を辞めるかもしれない。
  どうか、おれと心中することを許してくれないだろうか」

 と。


● いのちを賭けなければ伝わらないことがある

 何故そんな覚悟をフジノがしたかと言えば、

 自分の命を賭けなければ
 市民のみなさまに伝わらないことがある

 と感じたからです。

 フジノは今もすさまじい危機感を持って
 この横須賀市長選挙に臨んでいます。

 フジノが毎日の市民の方々から受ける相談は
 とても痛切なものばかりです。

 このまま、もしも同じような政治・行政が続けば
 このまちは終わりです。

 「今回じゃなく4年後に立候補すれば応援したのに」

 みたいな信じられないことを
 平気な顔で言う政治家の方がいます。

 今でさえ危機的な横須賀が
 このまま4年間が経てば破たんしています。

 どうしてこのまちがまだ残っていられるなんて
 のん気に信じていられるのか、フジノには全く理解できません。

 このまちは今、完全な危機の中にいます。
 変わるチャンスはもう「今しか無い」のです。

 今を逃せば、このまちは沈没していくでしょう。

 それにも関わらず、これまでの市長選挙の投票率は
 4年前はわずか40.19%、
 8年前はなんと33.95%だったのです。

 つまり、10人のうち6〜7人は
 『投票にさえ行っていない』のが現実
なのです。

 こんな現実が今回も続いたならば、

 希望を感じて生きていかれる『新しい横須賀』を
 市民のみなさまと一緒に創っていく『新しい市長』を
 誕生させることは不可能です。

 一方で、必ず選挙に足を運ぶのは

 「横須賀はこのままの仕組みでいい」

 「自分たちの暮らしだけ良ければ、貧しい市民のことは知らない」

 という、強大な力を持つ古い勢力です。
 彼らは絶対に選挙で『棄権』なんかしません。

 彼らはどうすれば自分たちが得をするか
 理解しているからこそ、必ず投票に行くのです。

 けれども、こんな現状を変える方法があります。

 それは、選挙に1度も行ったことが無い
 10人のうちの6〜7人が目を覚ますことです。

 みんなが目を覚ましてくれたならば
 必ずこのまちは生まれ変わるのです。

 政治家なんて誰がやっても変わらないなんて
 分かったつもりで投票さえ行かないのは、最悪です。

 自分で自分の首をしめることであるだけでなく、
 こどもたちや次の世代への責任を果たさない行為で
 絶対にダメです。

 全ての市民のみなさまに目を覚ましてほしいのです。
 だから、僕は僕の全てを賭けて訴えるしかない、と決心したのです。

 僕の人生で最も大切なのは、『家族』です。

 そして、僕の家族の命を
 かろうじて生きながらえさせているのは
 現実問題として、おカネです。

 フジノは専業の政治家ですから
 たった1つの収入源であるこの仕事を辞職すれば
 家族の命も含めた、僕の大切なもののほとんどを失ないます。

 でも、そこまで全てを賭けて必死になって
 フジノが想いを伝えたならば、

 きっと市民のみなさまは
 目を覚ましてくれるとフジノは信じています。

 そこで、応援してくれたみなさまを説得して
 フジノの覚悟に納得してもらって


 議会事務局に辞職願をいただいて
 記者会見での発表を決めていたのです。

 辞職の決意を伝える為に、あえて報道関係者のみなさまに
 記者会見(実際には懇談会)をセッティングさせていただいたのでした。


● 「希望を語る選挙に悲壮感はいりません」と彼は笑顔で言った

 記者会見を行なう前日(14日)の夜、
 僕は雄人(吉田雄人議員)に会ってもらいました。

 1ヶ月間の熟慮の結果として、
 『勝手連』としてフジノは雄人を支援したい、という
 決意に至ったことを伝える為です。

 やがて、ひととおり自分の想いを伝えた後、
 雑談になりました。

 たまたま、投票率の話になりました。

 フジノは、過去の投票率のあまりの低さを嘆いて

 「でも今回は絶対に投票率を上げてみせる覚悟がある」

 と言いました。

 雄人は、

 「なにか特別な作戦があるのですか?」

 と、何気なく尋ねました。

 「おれは、自分の辞職を賭けて
  市民のみなさまに問うてみる覚悟を決めたんだ」

 と答えました。

 「いざという時に、雄人ひとりだけを辞めさせない。
  その時にはおれも切腹するんだということを
  市民のみなさまに伝えたならば

  2人の政治家を同時に失なうという事態なのだと知ったならば
  さすがに市民の方々も気づいてくれて
  ちゃんと投票に足を運んでくれると思うんだ」

 すると、彼は、真剣な顔になって

 「フジノさん、それはどういう意味ですか?」

 と聞き返しました。

 そこでフジノは、上に記した覚悟を
 雄人に伝えました。

 しばらく、沈黙が流れました。

 僕たちは、数秒間、お互いを見つめあいました。
 雄人の目が一瞬、潤んだように見えました。

 でも、すぐに雄人は
 満面の笑顔にきりかわって

 「フジノさん、それは絶対にダメです!
  辞職は、私が許しません!

  だって、市民のみなさまに私たちは
  これから希望を語っていくんですよ。

  このまちに危機感を持っているのは私も同じですが
  悲壮感を示すのではなくて、どうか笑顔で希望を語って下さい。

  これから私たちは希望を語る闘いをするんですから
  フジノさんもずっと笑顔でいてください。

  フジノさんだって、市民の1人じゃないですか。
  フジノさんを含めた全員にハッピーになってもらうために
  今回、私は決心したんですから。

  フジノさんが必死にお父さんの転院先を探したのは
  みんなでもう1回ハッピーになる為じゃないですか。

  辞職は絶対にダメです」

 彼の言葉は、一言ずつしっかりと強い口調で、
 けれどもとても温かく優しいものでした。

 僕は、不覚にも涙が出そうになりました。

 万が一、選挙で落選するようなことがあれば
 彼もフジノと同じく専業の政治家ですから、完全な無職になります。

 専業の政治家は、世間のイメージとは違って
 貯金なんかとてもできないのです。
 そして、彼にはおこさんもいて、ご家族もいるのです。

 それなのに、彼だけに、このまちの責任を負わせるのは
 あまりにもむごすぎます。

 僕は、そう反論しました。

 けれども、雄人の笑顔は変わることなく、

 「フジノさんが辞職を撤回しない限り、
  『勝手連』の支援も全ていりません。私は認めないです。

  誰かが不幸になるかもしれないような闘い方は
  私のやり方ではありません。

  フジノさん自身が笑顔で希望を語らなければ
  市民のみなさまだって希望を感じてくれないですよ」

 と、彼は言いました。

 僕は、彼の覚悟もまた命がけのものであることを感じて

 「分かった。ごめんな。
  明日の記者会見では言わないし、撤回するよ。

  どっちにしてもおれたちは全力で勝ちにいくのだから
  辞職する必要も無い訳だし..

  よけいなことを言ってすまなかった」

 と答えました。

 その答えを聴いて、雄人はニッコリと笑いました。

 「選挙は闘い方が大切だ」とフジノはよく書きますが
 雄人は徹底して「希望を語る」という闘い方を貫くのだと感じて
 とても頼もしく感じました。

 このまちを誰もが希望を感じて生きていかれるまちへと
 彼ならば絶対に生まれ変わらせることができるはず。

 僕は、そんな彼の姿勢に大いなる希望を感じながら
 その夜は別れ、家路につきました。

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 翌日の記者会見では
 辞職届の話はやめました。

 また、記者会見を終えてから今日に至るまで
 僕を応援してくれたみなさまに
 改めて辞職の決意を撤回したことを伝えて謝ってまわりました。

 相談に乗って下さったみなさまには
 本当にご心配をおかけしました。

 僕は、辞職しません。

 何故ならば、新しい横須賀を
 市民のみなさまとと共に創る新しい市長が誕生するのだから。



2009年4月17日(金)のフジノその2
● 引っ越し作業14日目

 新しい事務所への『引っ越し作業』の第14日目です。

 今日の最大の成果は
 『じゅうたん』を運びこめたことです!



 そもそも『じゅうたん』は
 現在の事務所にあるテーブルの下に敷かれていました。

 テーブルの天板は長さ180cmくらいあって重いので、
 分解しないと『じゅうたん』を引っ張りだすことができません。

 けれどもすさまじい量の書類と本がテーブルに置かれているので
 それを全て手提げ袋に移したり床に置いたりして
 まずテーブル上の荷物をどけないと分解することがいけません。

 そこで、今日は徹底的に書類をどかしました。
 さらに、テーブルを分解できました!

 その成果が『じゅうたん』なのです!

 新しい事務所に、じゅうたんを敷いて
 さっそく6脚のイスを置いてみました。

 まもなくテーブルの天板や他の部品を運び込んで
 テーブルの姿が復活することになります。

 このテーブルとイスがまもなく
 市民のみなさまの交流の場になるのですね。とても楽しみです!

 現・事務所から
 新・事務所へと
 本棚を1つ運びました。

 これでようやく
 12個目となりました。

 現・事務所の本棚の
 残りはラスト2つ。

 無印良品に
 取り置きしてあるのは
 あと3つ。

 がんばろう。


● 政治家のお給料

 フジノは政治家の実態を知ってほしくて
 『政治とカネ』のコーナーを作っています。

 今月のお給料額や、天引きされている金額や、
 フジノの生活費などを載せていますので、ぜひご覧下さいませ。



2009年4月16日(木)のフジノその2
● 市議会だより編集委員会でした

 無所属・1人会派の中で順番がまわってきたので
 今年はフジノが『市議会だより編集委員会』メンバーになりました。

 初当選した2003年にもメンバーになったので
 6年ぶりの編集委員会です。

 今回は、7月1日の『広報よこすか』に折り込まれる形で
 『市議会だより』が発行されます。

 わずか4ページしかない上に
 発行回数も年1回だけなので

 どうしてもタイムリーな情報提供は不可能ですし
 情報の量もとても少ないという弱さはあります。

 でも、あるお店を訪れた時に、
 店長さんがこの議会だよりを大切にとってくれていたのを見て

 「インターネット時代こそ、紙媒体は大切なのだ」

 と改めて感じました。

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 さて本日は、第2回目の編集委員会が開催されました。



 具体的な内容について、
 あらかじめ考えてきた題材をメンバーが提案しあいました。

 フジノは2つの提案をしました。

 (フジノ案その1)『市議会議長とは何か?』

 実は、『市議会議長』というのはめちゃくちゃ忙しい上に
 『市長』とほぼ同等の存在であるにも関わらず

 市民のみなさまには、
 その実態が全く知られていません。

 さらに、時代の変化に応じて
 議長の役割や活動がさらに注目されてきました。

 横須賀市でも例えばこれまでは
 アメリカ兵が犯罪をおかして司令官が謝罪に市を訪れた時に
 市長だけが対応していたのですが

 特に、山口道夫議長が就任してからは、
 市長と同席して、
 市民の代表である市議会のトップとして
 強い抗議の表明をして下さいました。

 (その結果、迅速なアメリカ軍の対応が成されました)

 このように、『議長』とは
 お飾りどころか重要な役割を果たしていることを
 もっともっと市民のみなさまに知っていただきたくて
 提案をしました。


 (フジノ案その2)『陳情・請願をするとどうなるの?』

 市民のみなさまは、誰でも市議会に対して
 『陳情』と『請願』を行なうことができます。

 これは、議員に何かを頼む、という意味ではなくて
 ペーパーに文章にして、正式に市議会に提出するのですね。

 そうすると、市議会では各委員会にて
 市側からは事実関係や市側の意見を聴取して
 その陳情・請願について、かなり議論を行ないます。

 最終的に、その陳情・請願に対して
 議員の賛同が多数となった場合には
 その陳情・請願は正式な市議会の意思になります。

 それに対して、市側は最大限その陳情・請願を尊重した
 行政運営を行わなければいけません。

 このように、市民のみなさまがたった1人であっても
 ばっちり市政に想いを反映できる手段が
 陳情・請願なのですが
 これまたほとんど知られていないのが現実です。

 ぜひ市民のみなさまに、陳情・請願について知っていただき
 ばしばし活用していただきたい!というのが願いで提案しました。

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 委員長の渡辺和俊議員のリーダーシップのもと、
 たとえ4ページしかなくても
 写真を少しずつ小さくするなどして
 可能な限りスペースをとって
 積極的に記事を充実させていこうと決まりました。

 先日も研修を行なった
 『議会基本条例』策定の動きなどをはじめ

 神奈川県内では初めて実施された
 『委員会のインターネット生中継・録画中継』など

 横須賀市議会の取り組みをどんどん市民のみなさまに
 知っていただきたいと思います!



2009年4月16日(木)のフジノその1
● このページだけで昨日1万アクセスを超えました

 フジノがこれを書いているのは
 日付が変わって現在16日の真夜中なのですが

 4月15日のフジノHPのアクセス数のうち、

 この活動日記のページだけでアクセス数が
 1万917アクセスになりました。



 市長選挙へのみなさまの関心が
 とても高いことがデータからひしひしと伝わってきます。

 フジノはこの闘いこそが、
 この先30年間の横須賀の未来を決める場になるのだ、と考えています。

 市民のみなさまの関心の高さに感謝です。
 ありがとうございます。



2009年4月15日(金)のフジノその3
● 引っ越し作業12日目

 新しい事務所への『引っ越し作業』の第12日目です。

 今日の最大の成果は『印刷機』です!

 数年前に、この印刷機を楽天市場で買った時、
 あまりにも重たいので配送会社の方が男性4人で運びこみました。

 それを今回フジノ1人で運び出すのは完全に不可能なので
 今夜、友達2人が仕事を終えた後に手伝いに来てくれました。

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 Aくんは、2003年にフジノが
 初めて県の選挙管理委員会を訪れた時に不安だったので
 一緒についていってくれた友達です。

 Bくんも、2003年の初めての選挙の時に
 ポスターの裏側に両面テープを貼る為に
 毎晩手伝ってくれた友達です。

 日頃のフジノは2003年の選挙の前からの
 親しい本当に大切なプライベートな友達は

 可能な限り、政治に関わらせることは無いように
 徹底的に努力をしています。

 政治にかかわると必ず親しい友達カンケーも崩れるから。
 政治なんかで僕は友達を失いたくないから。

 でも、この2人は僕が本当に困っている時には
 すっと立ち上がって助けてくれる、そして笑顔のままで居てくれる
 とてもサイコーな友達です。

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 その2人のヘルプを受けて、3人だけで運びだしました!

 現在の事務所は2階にあるのですが
 とにかく階段をおろすのが、キツかったです...。

 3人とも腰をやられました。



 でも、その結果ついに新しい事務所に
 この印刷機を運び入れることができたのです。

 やった!

 そして、本当に2人には感謝しています。ありがとね。



 さらに、今日は上着をかける家具も
 運び入れることができました。やった!

 最大の難関が終わったので
 あとは大物は『テーブル』のみです。がんばろう。



2009年4月15日(金)のフジノその2
● 多重債務特別相談会が毎月2回になりました

 2年以上前からフジノが提案し続けてきた
 多重債務対策への取り組み
 このまちでもようやく動き出しています。

 3月のこの活動日記でお知らせしました
 『多重債務特別相談会』の第1回が、昨日、開催されました。

 その様子を
 さっそく神奈川新聞が報道してくれました


 (2009年4月15日・神奈川新聞より)


 画像では読めない方の為に、下に全文を引用しますね。

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 多重債務相談会開催へ

 横須賀市は本年度から、毎月2回の「多重債務特別相談会」を開催する。

 これまで県と共催で年1回実施していたが、
 同市消費生活センターが窓口となり、弁護士が相談を受ける。

 年間約500件の多重債務相談が市に寄せられる中、
 専門家による迅速な対応や、
 多重債務を原因とする自殺を防ぐことが期待されている。

 本年度最初の相談会が14日、市立総合福祉会館で行われ、
 市民6組が参加した。

 原則的に毎月第2・第4火曜午後の開催。
 横浜弁護士会横須賀支部所属の弁護士が相談にあたり、
 時間は1人30分(1日あたり定員6人)。

 多重債務とは、複数の借入先から返済能力を超えて
 借金をし続ける状態を指す。

 低所得のため生活費などが不足したり、
 連帯保証人を頼まれ債務を負うことになったりと、その理由はさまざまだ。

 金融庁によると、消費者金融などの無担保無保証借り入れの利用者数は、
 全国で約1084万人(3月現在)。

 このうち5件以上から借り入れている人は、
 72万7000人に上る。

 横須賀市にも、昨年1年間で499件の相談が寄せられた。

 しかし、実際に多重債務に陥っている市民は
 数千人規模と推定され、

 「定期的に相談会を開くことで“掘り起こし”を図りたい」

 と同センター。

 「1人で悩まず気軽に利用してほしい」

 と話している。

 問い合わせは同センター電話046(821)1312(予約制)。

 (引用終わり)
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 市民のみなさまにフジノが繰り返し訴えたいことは

 「おカネの為に死なないで!」

 ということです。

 人生の多くの出来事は、確かにおカネが必要です。

 仕事の運転資金が必要になったり、
 突然の家族の病気への治療費が必要になったりして、
 銀行や、消費者金融やヤミ金におカネを借りることもあるでしょう。

 あるいは、人生に絶望を感じたり、孤独や不安の末に
 依存症へと追い込まれてしまった方々もいるでしょう。

 アルコール、ギャンブル、薬物、買い物、恋愛など
 あらゆる依存症がありますが

 例え、それがどんな理由であっても
 時に人は自分をコントロールできなくなることがあります。

 こうして、借金を重ねてしまうこともあるでしょう。

 そんな日々の果てに、借金を返す為に借金をするような
 多重債務へと陥る人々もたくさんいらっしゃるでしょう。

 激しい取り立てや電話が鳴るだけで
 恐怖を感じることもあるかもしれません。

 それでも、決して死ぬ必要はありません。

 多重債務から何とか立ち直ると共に、
 一緒に生活を再建していきましょう。

 必ず再び希望のある暮らしへと戻っていくことができます。

 だから、この多重債務特別相談会を、使って下さい。
 相談に訪れて下さい。絶対に死ぬ必要はありません。


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